【車歴】マークスの車歴 後編

カーライフ
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マークスです。

車歴の後編になります。今回は6台目から現在の13台目までです。

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6台目:マツダ RX-7(FD3S)

FD3S
※写真は後期型

今では生産されていないロータリーエンジンを積み、艶めかしいボディラインでワイド&ローのフォルムで現在も色あせないデザイン。中古車市場でも程度の良いのは高値で販売されています。

マークスの年齢的にもツーシーターに乗れるのは今くらいだろうという思い、S13への不満の高まり、マツダの営業マンである友人が、市場人気の高いS13の下取りをいい値段で引き取るというので、購入しました。画像は後期型ですが前期型の黒を買いました。

旋回性、パワー共に満足していたのですが、サーキット走行でブーストが安定しない症状が発生。原因の特定もできずロータリーエンジンのメンテナンス、全開走行すると燃費は2km/ℓ程度とかなりの維持費が・・。

イラスト
ランニングコストに潰されました(;^_^A

趣味が高じて、スクーバダイビングインストラクター資格を習得することにしたマークス。

サーキット走行から足を洗おうと、下取り価格の良さもあって売却し、箱替えをすることに。

7台目:アルファロメオ 155 Q4

アルファ155

サーキット走行から足を洗い、街乗りでも満足出来るクルマを検討し始めたマークス。

しかし、やはり当時オヤジクルマと揶揄されるマークⅡとかには乗りたくないなぁと考えていました。

ある時DTCC(ドイツ・ツーリングカー・チャンピオンシップだったか?)を深夜TVで見ること機会があり、素晴らしい成績をあげていたこのクルマに魅せられ購入を決めました。

マークス初の4WD、しかも輸入車。アルファらしい盾デザインのフロントグリルを備え、少し角ばったデザインで気に入りました。ボディカラーは赤メタでした。

長い付き合いになると思っていましたが、そこは当時のイタ車。ご多聞に漏れず2年ほどでオルタネーターが故障。信号待ちで立ち往生してしまいました。 まだまだ輸入車が少なかった当時、部品調達に半年以上かかる上、修理費用も結構な額に。他にもパワーウインドウが動かなくなったりとトラブルが続き、またも箱替えを検討する羽目になりました

8台目:スバル インプレッサWRX STI (GDB)

インプレッサ
やっと実際の保有車の画像(;^_^A 

箱替えに当たり、予算を考えると4ドアスポーツで検討するとランエボかこのクルマしか選択肢がありませんでした。アルファの下取りがはっきり言って二束三文の下取りとなったため、何とか手が届く範囲となるとこの二択でした。ガンダムっぽいランエボにも惹かれましたが、丸目デザインが印象的なこちらにしました。思えば憧れであったポルシェの丸目にイメージを重ねていたのかも。

マークス車歴史上最大のパワー、2ℓでありながら280馬力を絞り出す名機FJ20を積んだこのクルマ。こうなると封印していたサーキット虫が騒ぎ始め、お付き合いしていたダイビングショップが、預けていたダイビング機材ごと夜逃げして副業と共にダイビングとは疎遠になってしまったこともあり、また時々サーキットに行くようになりました。

4WDレイアウトを持つクルマでは、初めてとなるサーキット走行、やはりアクセルオンで旋回するテールスライド、ドリフトコントロールを楽しみたくリアに機械式LSDを組み込んでいましたが、これが悪かったのか、乗り方のせいなのか、フロントタイヤ走行会1日でパーになるようになりました。

いわゆるプッシュアンダーが出ているのをリアLSDが更に押し出すためにフロントタイヤに過度な負担を強いることが原因のようでした。

マークス、やっぱりクルマはFRがいいなぁ・・と思い始めた頃、強烈なインパクトと共に次期車両にであったのでした。

このクルマを売却した後、車高調整を某オク経由で売ったのですが、買主が実は実家の斜め向かいの家の人で、ここからクルマ関連SNS「みんカラ」を始めるに至り初ブログ挑戦となりました。

9台目:ホンダ S2000(AP-1)

S2000

マークスの車歴の中で現在も含めてこのクルマを超える楽しいクルマはありません。

エンジン屋と言われる本田技研工業創立50周年記念で29年ぶりに販売したFRレイアウト2シーターオープン専用エンジン専用シャーシと盛り沢山のこのクルマ。

9000回転がレブリミットとなる高回転型Vテックエンジンから2ℓNAながら250馬力を発生させ、オープンカーでありながらS2000のためだけに設計された専用シャーシボディ剛性に優れていて、本当に楽しいクルマでした。

AE86も相当楽しかったのですがVテックから奏でられる、カムに乗った高回転時の官能的なエキゾーストノートは圧巻で、軽くて小型のボディは旋回コントロール性に優れ本当に、本当に最高に楽しいクルマでした。

ボディ形状の割に結構、積載できるトランクを備えていて、専用キャリアを付けてスノーボードゴルフにも大活躍。燃費も街乗りで8km/ℓ程度、高速が多いと12km/ℓと維持費もあまりかからない、マークスのニーズにばっちりハマったクルマでした。

もちろんサーキットではGT-R等のハイパーマシンに太刀打ちするには速さの面では厳しいですが、そんなことは気にならない楽しさを味合わせてくれました。

エンジンブロー等のトラブルを乗り越え、まだまだ乗り続けたいとメンテナンスをしていましたが、走行距離10万キロを超える頃、夜間走行中にリアランプのヒューズが突然切れ、リアランプが無灯火状態になるトラブルが発生。何度ヒューズ交換をしても直ぐに切れて症状が改善しないので、修理工場に相談に行きました。

が、通線経路を総て調べる必要があり内装を全バラして原因を調べるので修理期間も費用もどれだけかかるか不明との回答。もう一度、S2000への買い替え検討もしましたが、ある人の影響で別クルマを選びました。

走行距離1万キロ未満のノーマル車をたまにネット上で見かけますが新車以上の販売価格となっています。

今年の東京オートサロン2020で「S2000 20th Anniversary Prototype」が発表されました。

発売されるのかどうか、詳細不明ですが、気になるマークスであります。

10台目:ポルシェ ケイマン(987)

ケイマン987

電装系トラブルで泣く泣くS2000を手放し、遂に手に入れた憧れ続けたPorsche。初めてのミッドシップ。グラマラスなボディラインはRX-7とはまた違った味のSexyなデザインで特にリアフェンダーの盛り上がりはマークスの琴線に響き、ミッドシップらしい旋回性能トラクションワインディングのクルージングが楽しいクルマでした。

さすがにサーキットに持ち込む気は起きず、大事に乗っていました。

ローンの支払いは結構、しんどいものがありましたが、所有欲も走る楽しさも与えてくれるクルマでした。

結婚を機に、妻から「狭い・うるさい・2人しか乗れないなんてあり得ない!!」と言われ、乗り換えることに。

フロントのハブベアリングが若干耐久性が弱いのか1年半、走行2.5万キロ位で交換するトラブルがありましたが、他にはトラブルもなくマークスにとっては良いクルマでした。

11台目:BMW M3クーペ(E92)

M3

妻からの苦情によりケイマンを手放すことになったマークス。

後部座席があるスポーツをと検討をしていましたが、さすがにインプレッサランエボは無いだろうと考えていたところ、候補はベンツAMG C63とこのクルマ。

ベンツはどうにも排気音が気に入らない。ちょっとガンダムっぽくて派手すぎると思いこのクルマとなりました。

4ℓNA V8エンジンから絞り出される430馬力DCTの超速シフトでの加速は、いままでと違う異次元の体験でした。バツイチとなり、ケイマン時代に収まっていたサーキット虫がまたもムクムク。

何度かサーキットへ行きましたが、何故かバックストレートの全開時にパワーバンドを維持しないシフトアップを勝手にどんどんする制御が入りました。原因は不明でしたが同じクルマの方と話してみると、やはり同じ症状があったとのこと。どうもDCTの保護のために制御が入っているようでしたが、実際はどうか不明。

自由な独り身に戻り、やはりPorscheに戻りたく996GT3を中古車市場で探していましたが、何とか手が届きそうな値段にようやくなったなぁと思った矢先、一時期ダブついていた市場の中古車が一気に少なくなり価格も高騰しました。

根本的な理由は中国でのバブル発生。景気の波に乗って高収入となった方々が、一気に買い漁っているとのことでした。そんな中、長期在庫でバーゲンプライスとなっていたのが次の愛車となるのでした。

12台目:ポルシェ 911ターボ S(996)

911ターボS

996GT3を探していたマークスでしたが、一気に減った玉数と高騰した価格に辟易し、ネット徘徊しながら悶々とする日々。

長期在庫で一気に100万下げたバーゲンプライスで出されていたこのクルマを冷やかしがてら認定中古車センターに見に行ったのが運のツキ。フロントガラスに大きめのヒビが入っているのでサービスで交換することを交渉。当時キャンペーンサービスされていたボディーコーティングを行わないことを条件に交渉成立。マークスの所有車となりました。

996にしては珍しくターボ『S』。後の売却時に、ディーラーからも996ターボSのグレードがあったのか!?と驚かれる程、レアなクルマでした。

さすがはPorsche、発売当時のGTシリーズと双璧をなすフラッグシップモデルらしく10年が経過したと思えないパワー。なんと450馬力!ボディ剛性は言わずもがな。リアエンジン4WD高速クルーズがこんなに楽なクルマがあるのかと、その安定感に驚いた記憶があります。

ワインディングに行くと、さすがにパワーを持て余し、4WD直進安定性ポルシェとは言え昔のオートマティックミッション、若干重めの車重でちょっと振り回すには厳しいクルマでした。

車検を迎え、見積を取ったところ、これからも長く乗るならと駆動系を含む色々な部分の交換を提示され金額は多めに見積もっていた予算の倍に。

車検だけ通して整備はもう少し待とうかと迷っていた矢先、ポルシェ合同認定中古車フェア開催の案内はがきが届きました。当日、さしたる予定もなく気分転換がてら見に行くことにしました。

その時に出会った「いいなぁ」「でもこの価格はちょっと手が出ないかなぁ」と思っていたクルマが次のマークスの愛車となり現在のクルマです。

このターボS、ほぼ2年2万キロを走ったにも関わらず、下取り査定価格はなんと買った価格の50万程度の減と破格の買い取り額となり買い替えの決定打となったのでした。

後から知ったのですが高グレードの911は一定以上の値崩れはしにくくなるので資産価値が高いようです。まあ過去記事にアップしたフェラーリ程ではありませんが・・。 マークスの売却したこの車両、マークスが購入した時点の価格より150万上乗せ価格で売れたという事実があり、裏付けとなりました。

13台目:ポルシェ ケイマンGTS(981)

ケイマンGTS

やっと現在の保有車にたどり着きました。マークスの30年以上に渡る車歴のブログもこれで一区切りとなります。

ポルシェ合同認定中古車フェアで出会ったこのクルマ。当日は購入する気はサラサラなく帰路についていたのですが、翌日、何気なくネットで中古車検索サイトを徘徊しているとこのクルマを発見。

「そうか、フェアでは成約しなかったのか・・」と思いつつ、サイト内のお気に入りボタンをポチッたのがきっかけでした。

更に翌日、メールを見ると出品元の認定中古車センターから、非常に丁寧な案内メールが届きました。内容はフェア期間の値引き優遇キャンペーンは来週一杯有効であるし、値引きにも応じやすいので、是非、再度、見ていただければ。とのこと、最寄のポルシェセンターではないものの、丁度、その週末にその近くに遊びに行く予定もあり、ついでに冷やかしにがてら行くことになりました。

当日はあいにくの雨だったのですが、案内メールと同じく非常に好感の持てる営業マンの対応に気分よく見れました。

営業マンからのお話しをを聞くと購入先販売店も合同フェア協賛店で可能であるとのこと。購入後のメンテナンスについての懸念も払拭されました。この時点でかなり心が動きましたが、いかんせん金額が金額だけに、必死で気持ちを押し殺して検討しますと伝えて帰宅しました。

さあ、その後ですが・・・。986ケイマンを購入したポルシェ販売店の担当営業マンに連絡、いきさつを伝えて、条件確認して裏付けが取れたのでターボSの査定金額の破格の提示を受け、値引き交渉をして見積をしてもらうと・・。

あぁ・・何とか買えてしまいそう・・。

イラスト

ケイマンシリーズは718シリーズにモデルチェンジし、GT4,スパイダーを除いて総てターボ化され、981ケイマンボクスターシリーズとしては最後のNAとなっています。

パワーのある過給機付きも悪くはないのですが、やはりNAの官能エキゾーストノートアクセルのツキの良いレスポンスフィーリングはマークスにとって代え難いものです。

そう、『マークスは清水の舞台から飛び降りた!!』

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そして、現在に至ります。

長編ブログを最後までご愛読をありがとうございます。

今後共、宜しくお願い致します。

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ではでは。

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