■エンジンエアフィルター交換
マークスです。
久しぶりクルマネタです。
先週納車された2015年式ポルシェ カレラS 991前期型のエアフィルターを交換しました。
今後も長く自分でメンテナンスしながら乗り続けたいので、納車される前から下調べしていたのですが、エアフィルターの交換にはバンパー脱着が必要です。
今回交換したのはGT3に純正採用されているBMCです。
湿式ですので定期的なメンテナンスが必要ですが、これに交換します。
バンパーを外すには、リアウイング下にもバンパー固定のビスがありますのでまずは車内のスイッチでウイングを上げておきます。
次にバンパーを外す時にリアフェンダーに傷つけないように養生しておきます。
これでバンパーを外す準備が出来たのですが、テールランプの裏にもビスがありますので、これを外していきます。
テールランプは2本のビスで固定されていますがランプ上部にカバーがありますのでこれを内装はがしで外します。
カバーを外したところです。
T27のトルクスレンチで緩めてビス(赤丸部分)を抜きます。
トルクスレンチはホームセンターでも簡単に手に入りますし、通販でも普通に流通しています。
ビスが抜けたらバンパーに傷をつけないように気を付けながら手前に引き出すとテールランプが外れます。
テールランプを外すとコネクターがありますので、つまみを抑えながら引き抜きます。
ランプが大きいし手を滑られて落とさないように、バンパーに当てて傷をつけないように注意しながら引き抜きます。
テールランプを外すとバンパーを固定しているビスが現れます。(赤丸部分)
これでやっとバンパーを外すビスにすべてアクセスできるようになりました。
バンパーを留めているビスは総てT30のトルクスビスです。
固定ビスの位置は前述のテールランプ裏の他に
リアウイング内に4本とバンパー下部に2本の他に
タイヤハウス内に3本とバンパー下部スカート部分に2本あります。
このタイヤハウス内のビスがクリアランスが狭く結構苦戦する場所です。
タイヤを外せば楽なのですが、ジャッキアップしてタイヤを外すのも大変なのでこのままで抜きました。
これでバンパーが後方に引き抜けるのですが、その前にナンバー灯のコネクターを外すのを忘れないように。
写真を撮りそこなったのですが左テールランプを外したところから覗けば判りますので、ロックを摘まみながら引き抜きます。
バンパーを外したところ。
バックカメラの配線もありますがマークスの場合は社外品の物に交換されていてこの配線に余裕があり、コネクター位置が結構狭い部分にあるのでこの状態のままで作業することにしました。
純正の場合はあまり余裕が無さそうなので、断線しないように留意が必要です。
ここまで来てようやくエアクリーナーボックスにたどり着けました。
エアフィルターボックスの蓋はT27のトルクスビスで留められていますので外していきます。
下側の矢印部分は1か所だったかも・・。
蓋を外すとやっとエアフィルターがお目見えです。
こうしてみるとあまり汚れていないように見えましたが・・・。
真ん中奥にスロットルボディのバタフライが見えています。
純正エアフィルター近影です。
バタフライ近影です。
エアフィルターがしっかり機能しているおかげで美しい状態を保っています。
外した純正エアフィルター。
導入側はやはりかなり汚れていて、かなり吸気効率が落ちていそうな感じです。 整備書を遡って見ても交換履歴が無かったので今まで過去無交換であったのではないかと思われます。
エアフィルターを外すと、外気導入側から砂や落ち葉の粉が結構な量で出てきましたので掃除をしました。
BMCリプレイスメントエアクリーナーを装着。
991カレラSはダイナミックエンジンマウントが標準となっています。(赤矢印部分)
乗り心地と走りを両立するための装備ですが、メンテナンスにコストが掛かりそうですね。
後は外したのと逆の手順で復旧して作業完了です。
交換したエアフィルターの効果はテキメンでレスポンス、トルク共にアップして街乗りでもシフトアップが早くなりました。
ただ、今まで無交換だったせいなのかBMCエアフィルターの性能がいいのかは定かではありません。
今回のエアフィルター交換時の走行距離は44,302kmでした。
ケイマンGTSに比べてフィルターのレイアウトは汚れにくくなっているので、純正交換時期も長くなっていますので、取り合えず1年か1万キロ走行で次回交換としたいと思います。
交換に手間がかかりますのでもう1セット、フィルターを調達するつもりです。
ではでは。
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