【KO21Q2】マークス、コカ・コーラ(KO)の2021年第2四半期決算を確認する。

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■コカ・コーラ(KO)の2021年第2四半期決算発表

マークスです。 21日市場寄り付き前にKOが2021年第2四半期決算(←リンク張ってます)を発表しました。

ワクチン接種が進むにつれてスポーツ観戦や劇場、レストランでの制限が緩和される経済活動正常化への流れを反映して良好な決算結果となっています。

売上高は101.3億ドルで前年同期比41.7%の大幅増となり予想の93.2億ドルを上回っています。

営業利益は30.16億ドルで前年同期比52.2%の大幅増となり,コロナパンデミック前に回復しています。

当期純利益は26.41億ドルで前年同期比48.5%の大幅増とこちらも回復が顕著となっています。

1株当たりの当期純利益については$0.61で、非GAAPベースのEPSは$0.68となっており予想の$0.5615を上回りました。

配当金や自社株買い等の株主還元に影響されるキャッシュフローを確認すると今期は55.25億ドルとなっており、

Q1の28億ドルから大きく回復し、強いキャッシュが戻りつつありますので連続増配へ向けての懸念はありませんね。

KOは通期見通しについてコロナパンデミックからの全体的な経済回復より需要が上回っているとの見方を示し、上方修正しており、オーガニックレベニュー(買収・売却や為替相場などの影響を除いた本源的売上高)の通期増加率予想を12~14%と従来予想より3%程度の増加となっています。

また、調整後1株利益の通期増加率予想も13~15%として従来予想から2%増程度を見込んでおり、いずれの予想もデルタ株の感染拡大による影響を織り込み済みであるとされていますので心強いですね。

KOの日足チャートを眺めると予想を上回る売上高とEPSの決算発表を受けて上昇し、52週高値を更新しましたがRSI値が70近くになったこともあり決算発表前の株価に戻っています。

しかし、デルタ株感染拡大の影響も見通しに織り込み済みであることを考えると、今後右肩上がりに推移すると考えられますし、堅調なキャッシュフローの創出が実現していますので増配も期待出来ます。

一時に比べてキャッシュが弱くなったとも言われるKOですが、先進国では避けられるようになってきた炭酸飲料に対し飲料のバリュエーションを増やして対応する柔軟性を持ち合わせる企業ですので、今後もポートフォリオのバランスを見ながらキャピタル・インカムの両取りが可能な銘柄として買い増しを続けたいと考えています。

ではでは。

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