【MCD21Q2】マークス、マクドナルド(MCD)の2021年第2四半期決算発表を確認する。

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■マクドナルド(MCD)の2021年第2四半期決算発表

マークスです。 昨夜28日市場開場前にマクドナルド(MCD)の21年第2四半期決算発表(←リンク張ってます)がありました。

内容は良かったです。

売上高は58.9億ドルで、予想の55.8億ドルを上回り、前年同期比では57%の大幅増とコロナ禍からの脱却が顕著となっています。

特にBTS(防弾少年団)とのコラボ商品が好調で来店を促進し、売上高の伸びに貢献したとされています。

営業利益は26.91億ドルで前年同期比では180.0%の大幅増益となっています。

当期純利益は22.19億ドルで前年同期比では358.7%増と、コロナ禍で抑えられていた消費の反動が大きく出ています。

当期純利益の大幅増益を反映して1株当たりの当期純利益は$2.95となっています。

非GAAPベースの稀薄化後1株当たり純利益(EPS)は$2.37で予想の$2.11を上回りました。

世界的売上高は40.5%増とされており、米国では25.9%増・国際運営市場では75.1%増となっています。

また、国際ライセンス市場では32.3%増となっており、ワクチン接種の進捗と共に経済正常化が進んでいるブラジル・日本・中国が牽引してフランチャイズ収益も伸びています。

好調な業績回復を受けてMCDは通期見通しを発表し、通年で売上高を約1%増、営業利益率を40%前半の範囲となるとされています。

但し、コロナウイルスデルタ株の感染拡大には懸念が示されていますので、世界での今後の感染状況には注意が必要です。

また、設備投資については約23億ドルとされており、その資金の約半分は米国事業に充てられ更にその半分の約5.5億ドルが既存のレストランのリニューアルに充てる計画で、残りの資金は世界中で1300以上の店舗のオープン費用に充当するとされています。

反面、売上高の思わしくない米国ウォルマート内の店舗の約350店舗を閉鎖する予定であることが合わせてアナウンスされています。

MCDの日足チャートを眺めると、決算発表前より上昇して高値圏で推移していましたが、昨夜の市場寄り付きから利益確定売りに押される形で株価を下げています。

FOMCの政策金利発表、テーパーリングの開始時期等の懸念もあったことが推察されますが、ガイダンスについて明確な数字が提示されなかったことが嫌気された部分も少なからずあったのではないかと考えられます。

しかし、今期決算はコロナ禍からの力強い回復から好調な決算となっていますので、50日移動平均線に沿った形で上昇することが予想されます。

ここのところ、値を若干下げる局面があっても大きく株価が崩れることもなく底堅く推移していますのでRSI値を眺めながら買い増しを行って行きたい銘柄です。

ではでは。

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