【NYダウ史上最大上げ幅更新】マークス、NYダウの史上最大上げ幅更新と3月受領配当金を確認する。

米国株
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■NYダウ史上最大上げ幅更新

マークスです。

昨夜のNYダウは、FRBの無制限業的緩和に理解を示し、また、2兆ドルと言われる超大型景気刺激策の議会合意が近いとする報道を投資家が好感、トランプ米大統領の外出自粛期間の緩和検討発言を追い風として急騰し、前日比$2,112.98の上昇幅を示し、終値$20,704.91と2万ドル台を回復しました。

これは今月13日に記録したばかりの史上最大上げ幅$1,985を更新する上げ幅です。

また、トランプ大統領発言にある外出自粛期間の目途は、4月12日のキリスト教の復活祭(イースター)としたいとのことで、コロナショックで停滞する経済に11月大統領選をにらんで回復を優先させたい考えであると見られています。但し、感染者が急増する米国内では、逆に批判が集中する可能性も否定できないとされています。

そして、本日、この2兆ドル景気刺激策が議会委可決に至ったとする報道がなされました。

これで体力の弱い中小企業から始まる連鎖倒産に起因する失業率急増と一般家庭の破産は回避されると期待されますので、喫緊の課題は一旦、首の皮一枚で解決できたと言えます。既に昨日、この議会可決を期待して株価に織り込んでいる可能性は多分に含まれているものの、株価続騰も期待できそうです。

しかし、NYダウの日足チャートを眺めると一昨日と昨日のチャートに窓(緑線)が開いています。開いた窓を埋める動きの調整が入る可能性が高く、直近では2万ドルをまた割り込む可能性も否めません。

新型コロナパンデミックの終息目途が立たない状況下では、上昇しても一時的になり、急激に上昇した分、更に大きな下げとなる公算もありますので、現状では静観するのが得策とマークスは考えます。

事実、昨日これだけ上昇したのにも関わらずVIX指数(恐怖指数)は61.67と、若干上昇していますので、薄氷を踏む中の上昇と言えるのではないでしょうか。

今回のコロナショックが及ぼす実態経済への影響が4月、5月の主要企業決算結果で明らかになり、想定されるワクチン開発時期までのスパン次第で株価の方向性が見えてきそうと考えられるため、慌てて買わなくても良い、ということですね。企業のファンダメンタル、見通しを確認してからの方が、感情にふりまわされず冷静な判断が下せると思います。

一方、未だ低迷の域を脱していないものの、戦略石油備蓄の買い増しに支えられ、原油価格も回復の兆しを見せておりエクソン・モービル(XOM)の株価も前日比+12.96%の終値$35.44まで上昇しました。

そんな中、同業石油メジャーのシェブロン(CVX)は今年の設備投資縮小と自社株買い中止を発表しました。XOMも既に原油安に対応するため、短期支出の大幅削減を既に発表していることから同様の対応、減配の可能性も否めない事態となっています。

これは、一時的な戦略石油備蓄買い増し程度では原油安進行を止められず、サウジアラビアやロシアとの原油低価格競争が長期化するとの見通しを示しているのではと考えらえます。

コロナショックからの景気のダメージがどの程度か、回復までの期間がいつまでかかるのかによって、石油メジャーにとって受難の時代を過ごすことになりそうですね。

■マークス、3月度の配当金を確認する。

今月分の配当収入分が受領完了しましたので、纏めました。先月末から当月まで、かなり買い増ししているので、今回銘柄の6月分は更に増加が見込まれます。但し、コロナショックの影響で減配が無ければですが・・。

XOM、踏ん張って欲しいと切に願います。

さて、3月はマクドナルド(MCD)・ジョンソン&ジョンソン(JNJ)・エクソンモービル(XOM)・ターゲット(TGT)・IBM・ウエルズファーゴ(WFC)・PFFから計$230.05の配当金受領です。

累計配当収入額は手取りで$2,181.02となりました。5月には昨年の外国税控除分が円貨で振り込まれますので、実際は累計配当に計上するべきなのですが、この一覧表には反映していません。

現在のポートフォリオ組込銘柄から得られる配当金額は12月が最も多くなります。この月はコカ・コーラ(KO)とPFFが配当月スパンを前倒しにして年末に支払うからですね。

代わりに1月が最も少なくフィリップ・モリス(PM)のみからの配当金受領になっています。来月はKO・PM・PFFの3銘柄となります。

年内の累計配当額は$4,000超えをする予定で、結構大きくなってきます。相当数の株がタダで買えている、ということになります。マークスの入金力からして3か月分あまりですね。配当金再投資の醍醐味となります。

さて、昨日の株価反発を受けて、マークス保有銘柄もベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)以外は、前日比プラスに転じ、含み損も5桁からなんとか4桁まで縮小、-13.01%まで回復しました。

株価上昇と累計配当金でもう少し含み損が回復することを期待していますが、あまり回復が早すぎると買い増し時に安値で買えなくなるので、少し複雑な思いです。でもここは「買いたい病」を抑えないと投資準備金が枯渇した状態で下落していく株価を見るのは、買えなかった後悔より辛いので、ガマン、ガマン。

ではでは。

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