【KO増配】マークス、コカ・コーラ(KO)の58年連続増配発表を確認する。

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■先週末のNYダウ上昇とVIX指数(恐怖指数)の下落

先週末の24日、NYダウは3日続騰となる$259.97高の$23,775.27で取引を終えました。

これは、前週、急落した米原油先物が連日で上昇したことで投資家心理を支え、今週に決算発表を控えた主力である大型ハイテク関連株が業績期待から買われて相場をけん引したからです。

WHOの誤報でバタバタとした値動きをしたギリアド・サイエンシズの新型コロナウイルス治療薬について、米国の臨床試験の結果が予定よりも早く出そうだとの報道も追い風となりました。

この株価上昇機運から投資家心理が明るくなり、VIX指数(恐怖指数)は、再び40台を割り込んで、35.93まで改善しています。

VIX指数(恐怖指数)の日足チャートを眺めると抵抗線である50日移動平均線を下抜けしています。

ただ、まだ移動平均線上昇トレンドを示唆していますので、悪いニュースが入ればまた、直ぐに上抜けしそうな状態ですので、注意が必要なのは依然、変わらないと言えそうです。

一方、NYダウに目を移すと、未だ50日移動平均線を上抜けしておらず、3連騰ではあるものの、この抵抗線に阻まれているように感じます。移動平均線もまだ下向きであることから、この抵抗線をブレイクアウトは厳しい状況に思えます。

コロナワクチン開発の良いニュースが入ったり、新型コロナウイルス感染鈍化に裏付けられた経済活動の再開が始まらないと、暫くは値幅を縮小しながら足踏みするのではと予想しています。

■コカ・コーラ(KO)の58年連続増配発表

さて、そんな中、コカ・コーラ(KO)の増配がプレスリリースされていました。

この発表後も株価があまり動いておらず、ベライゾン(VZ)の決算発表に気を取られて気付いていませんでいたが、マークスは来月、KOを買い増ししようと狙っていて、ニュースがないかKOのホームページを調べていて、この記事が目に入りました。今後も決算で配当について触れられていなかった企業のホームページは、こまめにチェックが必要ですね。

このプレス発表は先週22日の市場引け後に行われており、今年初めの取締役会において、承認を得られたものとされており、1株当たり40セントから41セントへの引き上げと示されています。

第2四半期決算は第1四半期決算よりも厳しいものになることが予想されているコロナ渦中で、微増ではありますが、この58年連続となる増配は立派です。

KOの日足チャートを眺めると50日移動平均線と同じく下降トレンドにあり、NYダウが上昇しても、第2四半期決算で予想を上回る発表が出ないと、低迷が暫くは続きそうな感じです。目先は$42前後が下値で意識されそうに思いますので、この付近で一旦、指値を入れて株価下落を待とうと思います。

第1四半期決算発表からすると、コロナが落ち着けば、また力強く上昇しそうな銘柄ですので買い増しには絶好のチャンスとなりそうです。 ではでは。

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