【原油価格回復基調】マークス、原油価格の回復基調とエクソン・モービルの株価推移を確認する。

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■3連休明けのNYダウ大幅上昇

マークスです。

月曜日が戦没将兵追悼記念日(メモリアル・デー)で休場となり3連休明けとなった昨夜のNYダウは、米経済活動再開への楽観的な見方と新型コロナウイルスワクチン開発への期待感を追い風にして、一時は$25,000台を回復する大幅上昇となり、前週比$529.95高となる$24,995.11で取引を終えました。

引け前に売り込まれたのは、トランプ米大統領が中国に対して、コロナパンデミックの原因となったことや、香港国家安全法設定を巡って「怒り心頭である」と伝えられ、米中対立激化の懸念が広がったことと、利益確定売りに押されたことが主因と考えられますが、市場は米中対立激化について重要視していないと報道されています。

経済活動再開に伴う楽観ムードで投資家リスク選好が強くでる値動きとなっており、VIX指数(恐怖指数)も28.01となり下値抵抗の200日移動平均線に近づいていることから、この下降トレンドが継続し、この抵抗線を下抜けすると2番底懸念はほぼ払拭されると考えられます。

例え第2波の感染拡大が発生したとしても、都市ロックダウンに代表される外出制限等の対策が企業業績に与える影響がどのようなものか判ってきたことやワクチン開発への目途が立ちつつあることから、調整局面はあるとしても暴落の可能性は低くなっていると推測されます。

ただ、今後は生活様式や消費者行動の変化によって、企業間の業績格差は広がって玉石混合になりそうですので、個別銘柄の先行きには注意深く観察していく必要性を感じています。

■原油価格の回復基調とエクソン・モービル(XOM)株価推移

さて、OPECプラスの減産協調継続と経済活動再開による原油需要回復期待を受けて、このところ原油先物価格は回復基調となっており、昨日の米WTI7月限の価格は1バレル当たり$34.35となっています。

しかし、米シェールオイル生産企業の採算が取れる価格には未だ達していないことから、厳しい状況であることには変わりは無く、既に原油採掘のため稼働するリグ数は減少の一途をたどっていますので、米原油生産企業の淘汰はまだ進みそうであると考えられます。

しかし、このことは石油メジャーにとっては必ずしも逆風とはならず、この淘汰によって石油生産企業の統合が進むと想定されることから、将来的にはシェアを伸ばし業績改善に繋がる可能性を秘めています。

原油日足チャートを眺めると50日移動平均線は上昇トレンドに移行して上値抵抗の200日移動平均線との間で価格が推移しており、直近では足踏みしている傾向となっています。

減産協調の進捗と原油需要回復を確認を市場が様子見をしているように見て取れますが、現段階の上値抵抗の価格でも$47程度なので、米シェールオイル生産企業の採算ラインに届くにはこれを上にブレイクアウトする必要がありますので、企業体力と原油価格上昇速度との耐久レースになっています。

XOMの日足チャートに目を移すと、50日移動平均線が上昇トレンドに移行しているのは原油の値動きとあまり変わりませんが、200日移動平均線の下降トレンドの下向き角度がきついことから株価の回復が原油価格回復に比べて鈍いことが判ります。

昨日はNYダウ上昇要因となった経済活動再開とそれに伴う、原油需要回復期待から、前週末から窓を開けて上昇していますが、$43~45程度の狭いレンジで推移しています。

第2四半期決算発表の予定は7月31日予定となっており、この決算発表のタイミングで減配発表がされる懸念もあることから、株価が上昇基調に転じるには時間が掛かりそうな傾向であると言えます。

米経済活動再開によって原油需要が回復し、需給バランスが拮抗するのは2か月後になるだろうとの見方もあり、その予想が的中するとするならば、それまで耐える体力がないシェールオイル生産企業は淘汰されていき、それはXOMがシェアを伸ばすことに繋がりますので、買い増しをして平均購買株価を下げながら保有を続ければ大きなリターンも期待できます。

ただ、地政学リスクやOPECプラスの減産協調継続、足元のしっかりした経済回復が条件となり、高リスクの投資先と言えますので、あまりポートフォリオ占有率を上げていくのは現役会社員期間があまり長くないマークスにとって得策ではないとも考えています。

リスク許容度を念頭に置きながら、年末のリバランスも視野に入れながら、今月末から来月初めにかけて、一度、買い増しを検討しようと思います。

ではでは。

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