■2021年4月末のトータルリターン
マークスです。
週末のNYダウは前日比$185.51安の$33,874.85と米主要IT企業であるGAFAの決算が出そろう中、利益確定売りに押されて下落しています。
減収減益の決算発表となった石油関連大手のシェブロンの株価下落も重しとなりました。
しかし4月としては堅調で安定して$35,000台をキープしそうに感じます。
さて、そんな地合いでの4月度のトータルリターンです。
・損益状況
損益状況は3月に続き最高益を更新をし、ドル建ての受領配当金を含む利益は$25,905.93となりました。
ドル円為替レートは先月からドルが下落して110円台を割り込んで推移していましたが、それでも円建てでは300万に届きそうな良好なリターンでした。
先週末はこのところ上昇していたJNJとポートフォリオ最大の占有率となっているXOMの株価下落が重しとなりましたがそれでもドル建てで$25,394.62、円建てでは\2,844,269と良好なトータルリターンとなりました。
コア保有銘柄の決算も良好な結果となっているのを反映しています。
ベンチマーク用に買っているeMAXISSlim 米国株式(S&P500)は+52.09%となっており,安定的に50%前後で推移して堅調です。
値動きはマイルドですが、基本的には右肩上がりで推移していますので、やはりインデックス投資は積み立て投資がベストではあると考えられます。
保有銘柄の決算結果の確認や日々の値動きをチェックする手間を掛けずにパフォーマンスを得たい場合はこの投資法が、ほぼ間違いのないところですね。
・配当金
今月の配当金受領はコカ・コーラ(KO)、フィリップモリス・インターナショナル(PM)、IYR、PFFから配当金を受領しました。
月累計で$200.05、今年累計で$912.75総累計額は$5,187.67となり、5千ドル台に達しました。
8月末には6千ドル台に達する予定で、順調にリターンに貢献しています。
・4月の売買銘柄
4月は初旬に3月買えなかったJNJを指値$162.0、税・手数料込$162.8で8株と下旬にVZを指値$56.8、税・手数料込み$57.08で23株を買い増しました。
JNJは決算発表前での購入となり、好調な決算を背景に株価が上昇、月末に下落していますが底堅く推移しています。
VZについては、そもそも値動きが大きくないのでポートフォリオ占有率を見ながらの買い増しとなりました。 この銘柄はキャピタルゲインより、手堅いインカム狙いの銘柄ですね。
・騰落率
騰落率1位は、もはや不動となったターゲット(TGT)で、ワースト1位はこちらも不動のXOMですが、原油価格の回復により連れ高が継続しており、高配当であることから年間配当込みの騰落率でマイナスが無くなりました。
投資においても「継続は力なり」を実感しています。
・ポートフォリオ
4月末現在のポートフォリオでは、少し軟調傾向となったXOMと他銘柄の堅調な株価の伸びに支えらえて概ねバランスが取れてきました。
とはいえ、XOMの占有率が12.35%と最大となっているのは相変わらずでMCD、PG、JNJが8%台ですので決算結果が株価に今後どのように影響を与えるかによって買い増し銘柄を決定することになりそうです。
年間配当受領額が下がりますが、XOMは一部利確してリバランスをしたいのですがもう少し株価が上昇しないと出来ませんので、タイミングを計りたいと考えています。
・まとめ
米国内で進むワクチン接種によるコロナ禍懸念の後退と経済正常化へ歩みを進める堅調な米経済指標の発表が示されるなか、株価は概ね右肩上がりで推移してトータルリターンも順調に伸びています。
このところドル円レートのボラティリティが増しているように思いますが107円台半ばまでの下落に留まっていることから、ドルは底堅く推移しそうなのでドル転のタイミングも観察したいと考えています。
5月は『セルインメイ』と言われ株が売られやすい地合いになる傾向がありますので、堅調に株価が右肩上がりになっている銘柄が下落すると買い増しのチャンスとなります。
底値を狙うと買い損なうので、「そこそこの値段」で買い増し出来れば、購入後の下落はあまり気にしないようにします。
コロナワクチン接種が進んでいる米中以外の諸国では未だコロナが猛威を奮っていますので、これを嫌気して株が売られることもありますが、いずれは終息に向かいますので株価は一時的に下落となってもまだまだ右肩上がりで推移していくと考えられますので、コツコツと資産形成に励みたいと思います。
ではでは。
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