【トータルリターン】マークス、2022年2月のトータルリターンを確認する。

ポートフォリオ
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■2022年2月末のトータルリターン

マークスです。

米国長期金利利上げ懸念で不安定になっていた米国市場ですが、実際には行われないであろうとの楽観的見方を裏切る形でロシアがウクライナへ侵攻するという暴挙に出たことで、欧米を始めとした諸国からロシアへの経済制裁が始まっており、世界経済からロシアが締め出される様相となって各国の市場に動揺が広がっています。

一部ではロシアのデフォルト懸念の報道もあり、世界経済に深刻な打撃を与える可能性が出ています。

・損益状況

2月2日に$41,971.62/\5,480,602の最高益を記録していましたが、3月の利上げ幅が0.5bpか0.25bpになるのかの投資家の思惑で揺れ動き、徐々に株価が波打ちながら下落していたのですが、ロシアのウクライナ侵攻が現実となると大きく下落、2月24日に$35,748.72/¥4,825,490と年初来最低益となりました。

その後は若干の持ち直し傾向となりましたが上値は重く、結局3万8千ドル強、円建てでは辛うじて500万台に留まって2月を終えました。

コア銘柄の決算発表が概ね良好であったことや原油高の恩恵を受けたエクソン・モービル(XOM)や好決算のフィリップモリス(PM)、アッビィ(ABBV)が主要3指数の下落する局面でも利益を支えてくれていました。

市場が不安定な局面でも生活必需品セクターはなかなか株価を下げにくいということが証明されていると感じます。

その分、好況局面でのハイテクグロース関連のような爆発的なパフォーマンスを発揮できないデメリットもありますので、自分のリスク許容度や投資目的によって選択が別れるところですね。

一方、ベンチマーク用に買っているeMAXISSlim 米国株式(S&P500)は、そもそもハイテク銘柄がパフォーマンスを牽引していることから、昨夜のハイテク株関連の株価反発を受けて値を戻し、底堅く推移しています。

ウクライナ懸念・利上げ懸念と不透明感が高い状況が続く中、インデックスはさすがの安定感となっています。

因みにS&P500に関しては初回に買ってから買い増しを行っていない場合のパフォーマンスです。

配当金

2月はプロクター&ギャンブル(PG)・アッビィ(ABBV)・ベライゾンコミュニケーションズ(VZ)・PFFから計$293.04の配当金を受領し、月累計で$452.34、総累計で8千ドルを突破しました。

21年第4四半期決算ではいずれも好調な決算と合わせて明るい見通しが発表されていましたので増配発表を期待しています。

PGについてはインフレによる原価上昇が利益を圧迫する懸念がありますが、生活必需品セクターの雄で60年以上の増配実績を持つ配当王ですので、過度の心配は不要であろうと考えています。

・2月の売買銘柄

2月は長期金利の利上げ予想からドル高が進んでおり、①ドル転に躊躇したこととNYダウが大幅下落となる中でも、②好調・堅調な決算発表を消化したコア銘柄が買い場と思えるほどの株価下落とならなかったことや③利上げ幅が確定した3月に株価が一旦下落する可能性が高いこと、また④RSI値が30を下回り、軟調な株価でポートフォリオ占有率が9%を割り込んだターゲット(TGT)の21Q4決算がまだであることの4点の理由から買い増しを見送りました。

『休むも相場』ですからね。

3月は配当金入金額も大きくなるし、狙っている新規銘柄もあるので、場合によっては3月に2月分と合わせて買い増しを行うつもりです。

・騰落率

騰落率1位は年間配当込みでもターゲット(TGT)が不動ですがパフォーマンス低下は著しい状況となっています。

規模は違いますが、さきに発表された同業のウォルマート(WMT)の決算は良かったので、本日3月1日に発表される21Q4の結果に期待したいところです。

一方、好調を維持しているのはプロクター&ギャンブル(PG)とアッヴィ(ABBV)で特にABBVはこの市況の中で市場最高値を更新し続ける強さを見せ、相対的に配当利回りが4%を切るようになりました。

騰落率下位はVZとIBMですが、VZは下落トレンドから回復傾向となり下値を切り上げるのに対しIBMは予想を上回る好決算であったにも関わらず軟調に転じて騰落率がマイナスに沈んでいます。

IBMの一般口座分は一旦手仕舞いしたいと考えているのですが、今はその時期ではなさそうです。

・ポートフォリオ

2月末現在のポートフォリオを眺めると、生活必需品セクターが強いことが見て取れます。

対照的に小売りセクターのTGTやマクドナルド(MCD)、情報技術セクターのIBMは軟調な株価を反映して9%を割り込んでいます。

配当金拡大を考えるとIBM、先々にキャピタルゲインを考えるとTGT、安定した両取りを考えるとMCDの買い増しとなるのですが、市況を見ながらの判断になりますのでドル転の機会を逃がさないように準備をして買い増し銘柄を選定したいと考えています。

ではでは。

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