【WFC】マークス、WFC(ウェールズファーゴ)の決算を見る

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WFC(ウェールズファーゴ)の決算

マークスです。

米銀大手でありバフェット銘柄でもあるWFC第4四半期決算がこの14日に発表されましたが内容が芳しくなく、投資家はこれを嫌気して株価は50$を割り込み約4%下落しました。

決算内容は利益が前年同期比で55%減少、2016年に発覚した架空口座開設に端を発した多数の不正への賠償請求対応などの法務費用が15憶$増加したとのこと。

1株利益はアナリストの予想1.12$を下回り0.6$となり前年同期1.21$の半分以下となりました。

昨年、FRBが3回の利下げを実施したことを受け、純金利収入は11%の減少した一方、金利低下を追い風に住宅ローン関連事業収入は7.83億$に増加し前年同期4.46億$に対して約1,7倍強の増加と利下げの減収を上回る増収となっています。

架空口座開設が発覚以降続々と不正が発覚し、引責辞任したティム・スローンCEOから交代したシャーフCEOは土台となる事業には高い価値とかってないほどの商機があると楽観的な見解を述べました。

イラスト

WFCの今後はどうなる?

マークスは米国株投資を始めた頃に金融セクターポートフォリオに組み込みたいと考え、バフェット銘柄であり金融セクターにしては珍しく高利回り配当に惹かれ、保有に至った経緯があります。

しかし結果的に当時直近の高値で買ってしまい、ずっと含み損を抱えることになっており、見切りをつけて昨年末にリバランスを目的に半分を売却。利回りが近いVZ(ベライゾンコミュニケーション)に買い替えました。 これにより執筆時ポートフォリオにおけるWFC保有割合は1.78%と小さくなっているので株価下落の影響は少なくなっていますが、本年末まで様子見をして、株価回復すれば売却しようと考えています。

WFCチャート
※出所: StockCharts

直近のチャートを見ると200日移動平均線下値抵抗として反発が見られますが、50日移動平均上値抵抗線上抜けするかどうかが株価回復のカギとなります。

シャーフCEO発言と決算結果の裏付けをとるように、米商務省が発表した12月の住宅着工件数は予想を大きく上回り、2006年12月以来13年ぶりの高水準となる一方、12月の米国建築許可件数は予想1.468Mに対し結果1,416Mと若干下回り、景気減速の影響がみられるため、これ以上の決算悪化がないかを見守ろうと思います。

とは言え、今年は米大統領選挙を控え、再選を目指しているトランプ大統領が景気テコ入れにまた注力すると予想されるので、これからWFCポートフォリオに加えることを検討しておられる方は、今がチャンスかも知れません。執筆現在の利回りは4.14%高利回りも魅力となります。

ではでは。

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