・Porsche Cayman GTS(981)のエアクリーナー交換
マークスです。
中国武漢から始まったコロナウイルスによる新型肺炎が世界中に飛び火する中、外出を控えるなどして消費が減速する懸念からNYダウは下落していますね。各企業の決算シーズンということもあり、気になるところです。
さて、マークスはクルマいじりが長らくの趣味で、愛車のメンテナンスについてもDIYで可能な限り行いますので、今回は米国投資から離れ、先日行ったエアクリーナーの交換を記事にしたいと思います。
愛車ケイマンGTSのエアクリーナーは純正から湿式のスポーツエアクリーナーに交換しており、走行距離5000Kmを目途としてK&NとBMCを交互に使っています。定期的にメンテナンスを行うので各セット、2セットを確保しています。
前回の交換は43,285KmでK&Nに交換しており、今回交換時は49,894KmでBMCへの交換です。6,000Kmほど走っていますので、少しオーバーですね。
さて、ケイマンはリミッドシップなのでリアフェンダーダクトから吸気しています。高速走行時にラム効果が期待できるレイアウトですね。なのでエアクリーナーは左右2個1セットとなっています。
エアクリーナーへのアクセスはリアトランクからになります。
■手順1:内装はがし
トランクを開けて、まずは内装をはがさなくてはなりません。
内装はがしには手順があり
- ①工具が格納されている蓋を左右とも外します。
- ②樹脂製のカバーを外します。少し摘まんでクルマの中心に向かって、下側を引き上げるように引っ張ると外れます。これも左右ともですね。
- ③このカバーはクリップ留めになっています。クルマの外側から中心に向かって、上に引っ張り上げると外れます。
- ④これで正面の内装が外せるようになります。
■手順2:エアクリーナー本体を外す。
内装を外すとエアクリーナーが見えます。画像はクルマの前に向かって左側です。
エアクリーナー本体はトルクスビス1本で留められていますので外します。
トルクスビスを外して、レバーを内側に絞るようにして摘まんでロックを外し、手前に引き抜けば、エアクリーナーが抜けます。
画像はノーマルエアクリーナーと下はK&Nのクリーナーですが、プラスのビス2本でクリーナーアタッチメントに留められていますので、外します。
画像は交換するBMCエアクリーナー。新品時の写真です。交換時は向きがあり、突起の形が合うようにアタッチメントに合わせて交換します。
これを元に戻して、外したトルクスビスで締め付けて左側は交換完了です。
■手順3:右側エアクリーナーの交換
右側はエアクリーナーの前にコンピューターがありますので、これを外します。接続コネクターは外さないようにしましょう。トラブルの元になります。
コンピューターを取り付けているブラケットのボルトを上2本、下2本外します。
コンピューターを外すと今度はエンジンオイルドレインのホースがありますのでこれを外します。オイルが垂れるのでキッチンペーパーなどで汚れないようにしておきましょう。
ドレインホースは黒いリング状のところを摘まんで下に引けば抜けます。
■手順4 復旧
後は左側と同じ手順でトルクスビスを外して、エアクリーナー本体を外して交換⇒復旧の流れになります。
慣れれば30分程度の作業です。
交換したては、レスポンス向上、燃費向上につながります。
ではでは。
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