【P&G】マークス、PG(プロクター&ギャンブル)の決算を見る。

ポートフォリオ
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・PG(プロクター&ギャンブル)の20年第2四半期の決算

マークスです。

日本ではP&Gのブランド名でアリエールファブリーズ、化粧品ではSKⅡ、電気シェーバーのBRAUNやカミソリのGilletteなどなど、生活に密着した品揃えで馴染みの深いプロクター&ギャンブル。TVドラマのスポンサー参加にも、最近、特に見かけるようになった気がします。東京オリンピックの公式スポンサーにもなっています。

さて、マークスの利用しているSBI証券米国株決算速報純利益16.4%の2桁増益との見出し。

内容は以下の通りでした。

・売上高 182億4000万ドル(前年同期比:4.6%増)
・営業利益 44億8200万ドル(前年同期比:15.0%増)
・当期純利益 37億1700万ドル(前年同期比:16.4%増)
・1株当たり当期純利益 1.41ドル

売上高、営業利益も右肩上がりになっており、63年に及ぶ連続増配記録を持つ配当王の称号に、陰りは一切見られない、素晴らしい決算とマークスは思うのです。

しかし、昨夜の市場開場直後に急上昇して52週高値を更新する勢いの同社株価は、売上高がアナリスト予想平均の5.6%を下回ったとして、その後、一気に売られ急落。高値圏にある株価に対する決算結果として、利確売りに押されたようです。

取引時間中盤まで売り優勢の展開でしたが、終値にかけ上昇基調に転じたものの、結果、終値は$124.99と前日終値-0.57$となり$125を割り込んで引け。しかし、その後の時間外取引では上昇基調は止まらずに$125を再び突破しています。

この値動き、昨日のJNJとよく似ていますね。

取りも直さず、NYダウ市場最高値圏にあり、投資家の期待感から企業に求めるハードルの高さが求められており、市場が過熱し過ぎていると感じます。

イラスト

ここはやはり、ドルコスト平均法でコツコツと投資を進める局面だと考えます。無理せず決めた投資額で株数を増やす、堅実な投資法ですね。更なる上昇場面への機会損失対策にもなりますし、下落局面で高値掴みだったことになる株数を減らすことが出来ます。大やけどして市場から退場しないのを最優先事項に。

イラスト

ブルームバーグの記事に目をやると、各部門での売上高通期予想がアナリスト予想平均との対比で書かれていました。

これによるとベビー用品など擁する主力のファミリー部門で1%増と奮わず、予想を下回る一方、SK-Ⅱなどのプレミアム化粧品を擁するビューティ部門が8%増と予想と一致。Gillette(ジレット)ブランドを擁するグルーミング部門は4%増と予想をわずかに上回ったとのこと。

売上高はまちまちですが化粧品部門は前決算と同様に順調に伸びているので期待感はあります。

さらに、P&G通期利益予想を引き上げており、これは利益率の高いプレミアム化粧品の売上高増に起因すると考えられ、一株当たり利益が予想を上回っていることを踏まえると、明るい見通しだと思います。

・PGへの投資について

マークスの保有銘柄の中でも、昨年、TGTと並んで高いパフォーマンスを挙げてくれたPG

米国株投資を始めたばかりの2018年の7月と10月に購入してから、株価はずっと右肩上がりに上昇し、他の銘柄を買えども買えども、ポートフォリオの10%を占有し続け、2020年の年初に他銘柄の買い増しと株価上昇の中でも9%を切ることはありませんでしたが、やはり主力に置くべき銘柄と判断し、やっと買増した経緯を持っています。

20124ポートフォリオ
※2020年1月24日現在

チャートに目を向けると上値抵抗に頭を押さえられていますが、この買い増しで再び10%を超える保有率をキープするようになりました。

昨年末時点でのマークスの総平均購買株単価は$80.87で、現在は$87ちょうどとなっており、執筆時の騰落率はNISA特定口座総平均で+43.66%、年間配当金を組み込むと+46.19%となっています。

因みに年初の買い増し前は、それぞれ54,4%・57.2%でした。

また暫くは買増せそうにない、嬉しい悩みを持たせてくれる銘柄です。

来週はXOMMCDの順に決算があります。3銘柄ともマークスのポートフォリオパフォーマンスの鍵を握る銘柄。注目したいと思います。

ではでは。

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