【コロナショックの行方】マークス、コロナショックによる米国株の行方を考える。

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■現在の米国市場状況の把握

マークスです。

遂に米国でも新型コロナウイルス感染者に死者が出たことや、感染経路不明の路上感染の広がりなど、米国内でも直接的な経済活動の停滞懸念が強まる中、3月1日にはペンス副大統領など米政権高官らが米国経済は堅調で、これに対する市場の反応は行き過ぎであり、株価回復することを強調する声明を発表しました。

またFRBのパウエル議長が28日に「FRBは動向を注視しており、景気下支えに向け、ツールを活用して適切に対応する」と表明するなど、急激な経済後退を抑止するべく対応しています。

この声明を受け週末のNYダウは下落に一旦、歯止めがかかり、ローソク足に長い下ヒゲを付けて反発のシグナルを出していましたが、本日2日、NYダウ先物は更に一時$600程度下落、その後、$300以上プラス圏に反発するなど市場は混乱しています。10年債は史上最低金利の1.1045%を記録するなど、株式市場は下押し圧力が強い状況でもあります。

為替ドル円レートは円高ドル安に振れていますが、これは「円貨安全資産神話」が復活したのではなく、相対的にドルが弱くなった結果とも見ることが出来ます。先物株価と同じく107円を割り込んだと思えば反発したりと混乱しています。VIX指数(恐怖指数)は週末、FRB議長声明を受ける前は49台を記録するなど、以前懸念は強く出ています。

もう市場の感情次第でどうにでもなる。といった場面ですね。短期間で大きく下げた局面で散見される動きとなっています。

■先行き不透明局面でのマークス投資方針

NYダウのチャートを見ると『買いシグナル』となる長い下ヒゲが出ていますが、現況として市場は冷静な判断を欠いており、何をきっかけにしてまた下押し圧力が強まるか、あるいは反発するかが全く推測できない状況です。

コロナショック先行きの不透明感が強い上、大統領選挙やオリンピックといった大イベントを控えていますので、起こるべくして起こった混乱とも思えます。

日本でも、マスクの生産材料不足懸念を理由としたトイレットペーパー買い占め等、少し冷静に考えれば、こんなデマの踊らされることはないと思える状況が実際に示現していますので、これからも市場混乱が推し量れるというものですね。

長期投資を確固たる方針とし、優良安定企業の株であっても、指数連動のETFが売られることによる株価下落の煽りを受けます。こういう時に揺るがない「バイ&ホールド」を強い信念を持って進めるにはSNS等が発達した昨今、過去より更に変人奇人、無能呼ばわりされることも少なくないと思います。

しかし、景気の影響を受けにくく、安定したキャッシュフローの創出と株主への利益還元に積極的な超優良企業株については①売却するか②買い増しするか③若しくは何もせず嵐が過ぎるのを待つかの選択があり、これは個人の投資開始時期や投資資金の影響を強く受けることになるため最適解も個人環境により異なります

あくまで個人のアセットロケーション・保有ポートフォリオのバランスで判断し、安値になったとしても生活防衛資金をつぎ込んだり、借金をしてまで買い漁るのはナンセンスであり、これを行うと株価が下落すると生活破綻し投資目的が「資産形成」から外れ、宝くじのような「投機」にすり替わることになります。

マークスは昨年10月頃から始まった株価高騰時から、買わないことによる「機会損失の恐怖」と闘いながら購入株数を減らしながら投資準備資金を積み上げることが出来たので、この局面をチャンスと見て②買い増しをする方針を取ることにします。

但し、NYダウが下げたからと言って、同様に保有銘柄が同率で下げているとは限りませんので、ポートフォリオのバランスを大きく崩さない、昨年の高値更新ラッシュが始まる前の株価を銘柄ことに検討して買い増しすることにします。

既にマークスなりの分析により、「ここまで下がれば、これより下がっても良い」と判断した銘柄については指値をし、発注期間を長く取ることでチャンスを待っていますが、米国も本気でコロナショックへの経済対策を行う姿勢を示しているので、どうしても現状水準で取得したいMCDは成り行きで購買し、ポジションを取ろうと考えています。あと2回くらいは成り行きで別銘柄を買おうと思っていますが、状況次第ですね。

取り急ぎポートフォリオ占有率が低く、市場感情が通常時期であれば下落のチャンスを掴みにくいMCDに注力します。

マクドナルド(MCD)の日足を見ると直近ではCEO退任劇で低迷していたころに近づいていますが、ロウソク脚の上下に長いヒゲを付けています。上ヒゲを見ても50日、200日平均線と大きく乖離しており、『買い場』であると判断出来ます。

週足チャートにも長めのヒゲがありますが、日足チャートほどではありませんね。しかし50日移動平均線を割り込んでいますので18年2月末頃から3月初旬にかけての値動きと同じような動きを見せそうに思えます。

50日移動平均線より下値で買えればOKと割り切って判断します。

投資戦略は人それぞれの最適解があり、約束された未来などありませんのでマークスはこの局面でチャレンジします。

ではでは。

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