【MSFT・AAPL比較】 マークス、ポートフォリオ新規組入れ銘柄を検討する。

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■先週のNYダウ

マークスです。

先週のNYダウは久し振りのジェットコースター相場となりました。

3日には前日比$500近い大幅高となり$29,000台を回復したかと思えば翌日は$800超えの大幅下落となり、週末も続落して一時は$28,000台も割り込みましたが、その後に反発して前日比$159.39安の$28,133.31で取引を終えて週初めに戻る値動きとなりました。

特徴的だったのは、それまでNYダウを牽引していたハイテク銘柄のアップル(AAPL)やマイクロソフト(MSFT)が売られたことが印象的ですが、その他にも高値圏にあった銘柄も株価を下げていました。

NYダウの日足チャートを眺めると、レンジ内での推移であることが見て取れます。

週末にレンジの下値にタッチしていることから反発すると考えらえますが、レイバーデイ明けとなる8日からは大口個人投資家がサマーバカンスを終えてどう動き始めるかが注目されます。

■新規組入れ銘柄の検討

今年、ウエルズ・ファーゴ(WFC)を手放すことを決めていますので、ポートフォリオへの新規組み入れ銘柄を検討しており、候補としてマイクロソフト(MSFT)とアップル(AAPL)を考えていました。 当初は1株単価の高さから株数を増やしにくいAAPLではなくMSFTにしようと検討を進めていたのですが、7月30日にAAPLの株式分割が発表されたことを受けて、俄然、AAPLが候補に浮上しましたので財務を確認した上で選定しようと思います

MSFTとAAPLの過去10年間の決算比較

中長期保有の観点から、2010年から2019年までの財務状況を比較します。

上段がMSFTで下段がAAPLですがさすがにGAFAMの2巨頭だけあって、保有銘柄とは文字通り桁が違います。

売上高の伸びについては、圧倒的にAAPLが勝っており優に2倍近い差が付いています。

営業利益率についてはMSFTがAAPLに勝っていますが、これはMSFTがWindowsやofficeなどの堅固な参入障壁を持つのに対し、AAPLはiPhoneが販売の主軸であり激しい競争に晒されていることが推察されます。

とは言え、AAPLも概ね25%以上で推移しており安定的であると言えるでしょう。

一株当たり利益(EPS)の推移については、ダントツでAAPLが勝っており、2012年あたりからMSFTに大きく水を空けているのが見て取れます。

配当については、どちらも連続増配中ですがAAPLは2013年から配当金を出すようになっており、現在株価での利回りはMSFTが$214.25で0.95%、AAPLが$120.96で0.68%となっています。

株式分割の影響でAAPL株価が急騰した影響もありますので、株価が落ち着いてくると利回りはあまり変わらないところに落ちつくかも知れません。

配当性向MSFTが若干高めとなっていますがAPPLが配当を出し始めたのが遅い分、余裕が大きいということでしょう。

営業CFマージンについてはMSFTが驚異的な数値となっていて、ここ5年は40%前後で推移しており、厚いキャッシュがあることが伺えますが、実は高すぎるキャッシュマージンはあまり良いとは言えません。

これは、言い換えると折角上げた利益を上手く運用出来ていない可能性があるということになるからで、倒産などの危険は少ないが成長性には乏しいことに繋がります。

こちらについては概ね25%で推移しているAAPLの方が好感の持てるところです。

日足チャートの比較

MSFTの株価推移は概ね右肩上がりで推移しておりコロナショックの3月の下落からも、いち早く回復しています。

その後も、あまり振れ幅も大きくなく移動平均線に沿った右肩上がりで推移しており、RSI値も平均して適正価格を保っています。

一方、AAPLはMSFTに比べて高値圏で推移しており、RSI値は買われ過ぎを示唆する70付近が継続されて、80を超えたあたりで売られていますが、大きく売られることはあまりなく、先週末に大きく株価を下げたことで、珍しく55付近まで下がっていますのでAAPLを買うなら今がチャンスかも知れません。

MSFTとAAPL銘柄比較まとめ

2銘柄の特性として比較すると、安定性のMSFTと成長性のAAPLと言えると考えます。

どちらも過去10年の財務状況は健全で、コロナ禍にあっても業績を伸ばすことのできる優良企業であると言えるでしょう。

しかし、現在のポートフォリオには情報技術セクターとしてIBMがあり、折角ハイテク銘柄を組み入れるのであれば成長性と株数を増やし易い株価となったAAPLを選好したいと思います。

AAPLについては、銘柄分析を動画に纏めてみました。

動画作成に慣れないこともあり、少し長くなってしまいましたが、お時間があればご視聴いただければと思います。

動画については今後も保有銘柄の分析などをアップして行きたいと考えています。

よろしければ、チャンネル登録いただければ、励みになりますのでお願い致します。

ではでは。

コメント

  1. […] 過去10年の財務諸表をAAPLと比較した記事(←リンク張ってます)を参考にしていただければと思います。 […]

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