【VZ20Q3】マークス、ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)の2020年第3四半期決算を確認する。

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■ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)の2020年第3四半期決算発表

マークスです。 21日にVZの2020年第3四半期決算発表(←リンク張ってます)がありました。

コロナ禍にあって在宅授業や在宅勤務などの通信環境需要の増加を受けて、個人、企業向けとも売上高は回復傾向にあり、前年同期比からは減収減益となっています。

売上高は市場予想を下回りましたが、1株当たり利益(EPS)は予想を上回りました。

コンシューマー向けのワイヤレスインターネット契約は2014年以来、最大の増加とされています。

前年同期比での売上高は4.3%減ですが、これは新型iPhoneの販売が約1か月遅れたことも影響しています。

インターネット回線の契約数が増加していることと合わせて5G対応のiPhone12の売れ行きが伸びれば、このまま回復すると考えられます。

またディズニープラス等がインターネット契約にバンドルされていることも、コロナ禍での在宅時間延長が追い風になっています。

ビジネス向けでは前年比1.7%減とほぼ横ばいで、現状としてはコロナ禍にあって各企業が設備投資に慎重となる中でタブレット等の接続契約は増加傾向が続いており、安定して推移しています。

コロナ暴落に見舞われたNY株式市場でも株価下落耐性が高かったのも頷けます。

売上高は315.4億ドルで前年同期比4.1%減となり、予想の315.9億ドルを若干下回りました。

営業利益は76.78億ドルで前年同期比6.1%減でした。

当期純利益は45.04憶ドルで前年同期比15.6%減となりました。

1株当たり利益は$1.25で前年同期と横ばいですが、予想の$1.22を上回りました。

VZの日足チャートを眺めると、直近で下値抵抗の50日移動平均線を割り込んで以来、下降トレンドとなっており、200日移動平均線を下値抵抗として下落していましたが予想を上回る1株当たり利益(EPS)の発表を受けて反発しています。

株価反発のタイミングをみるとRSI値が売られ過ぎの30にタッチした時期とも合致しますので、現状株価は買い時であるとも見れますね。

■VZ20年第3四半期まとめ

ウイズコロナの環境下にあってオンライン授業や在宅勤務への通信需要の伸びに支えられて、売上高は回復傾向にあります。

コンシューマー向けの需要は5G対応のiPhone12の売上が伸びれば早い回復が見込めそうです。

そもそも通信セクターはあまり株価が変動せず、3月末の暴落局面でもその耐性が確認できる下落率であることから、ポートフォリオ占有率を見ながら買い増しを継続して行こうと思います。

ではでは。

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