【トータルリターン】マークス、2022年6月のトータルリターンを確認する。

ポートフォリオ
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■2022年6月末のトータルリターン

マークスです。

6月も米国金利上昇と、ウクライナ侵攻の影響を色濃く受けた原油を始めとしたコモディティ関連の上昇に起因する世界的な急激なインフレ懸念の台頭で、経済指標に一喜一憂する市場の反応からボラティリティの高い相場感が継続

しました。

6月の利上げ幅が75bpとなってもインフレ減速兆候はあまり見られず、パウエルFRB議長がリセッションを引き起こすことがあっても利上げによってインフレを抑え込む決意を表明し、タカ派姿勢を崩さないことを嫌気して、特に大型ハイテク株への売り圧力は弱まる気配は見られません。

年初からの株価下落は1970年以来の最悪の上半期となっている中、高配当銘柄に資金が移っていて下落は比較的緩やかとなっています。

・損益状況

6月7日に当月利益のピークを付けてからは下落トレンドが継続、17日に底を打ってからは持ち直しを見せていましたが、下落トレンドからは抜けられずにドル建てでの収益は4万ドルを回復することなく6月を終えました。

しかし、生活必需品銘柄に占有率の高いマイPFはハイテク銘柄の下落に比べて底堅く推移しており、じりじりとした下げで、見方を変えると買い増ししにくい場面となっています。

急激に進むドル高が追い風となり円建ての評価額はあまり下がっていないので、下落の実感が薄くなっている感も否めません。

それでも最高益と最低益の円建てでの値幅は100万超えありますので、ボラの高さが伺えますね。

一方、ベンチマーク用に買っているeMAXISSlim 米国株式(S&P500)はハイテク銘柄が牽引してきたことから、上昇率には鈍化が見られるものの、円安の恩恵を受けて踏ん張っています。

ただ、個別株10種で構成されたマイPFと円建てではアドバンテージがほぼなくなっています。

現在の市況の割には底堅い推移となっているのが心強いです。

・配当金

6月はマクドナルド(MCD)から$48.98、ジョンソン&ジョンソン(JNJ)から$64.27、エクソンモービル(XOM)から$127.51、ターゲット(TGT)から$35.64、インターナショナル・ビジネスマシーンズ(IBM)から$114.92、ルーメンテクノロジーズ~$1.81、IYRから$0.64、PFFから$4.08の計$397.85の配当金を受領しました。

年初来累計では$1,798.84、総累計では$9,376.80となり、9000ドル台に乗りました。

ドル高が継続していますので、買い増し資金のドル転を配当再投資で減らすことが出来るのは大きなメリットです。

・6月の売買銘柄

5月から大きくリバランスしている関係で、6月も売買は5月に続いて売買が多くなっています。

6月売買の先陣を切ったのは、特定口座で購買平均株価が$58強と高値買いになっていてパフォーマンスが悪いVZの売却で5月に利確したIBMと損益通算をしようとしているのですが、ドル建てではマイナスになるものの、ドル高円安の影響を受けて結局は損失計上にはあまりなっていません。

同日に暗い見通しと冴えない収益決算を発表して株価が急落をしているTGTを買い増ししました。

株価下落によって配当利回りが3%弱まで上がって値ごろ感があることと、株価下落に伴ってポートフォリオ占有率が大きく下がっているためです。

続いての買い増しは、PMをNISA枠と特定口座枠で1回ずつ2回に分けて買い増しを行いました。

1月の配当がPMだけとなっていることから、この銘柄についてはPF占有率を上げても容認できることと、意外と底堅く株価をキープして買い場がなかなか来ないIBMの代わりです。

毎月の配当金の平均化を進めるのは将来的な安定収入に向けてのメリットと考えています。

次に、特定口座の平均株価を下げるべく特定口座でVZを買い戻ししました。

左記の売却価格が$51.55に対して今回購入が$50.50なので、若干の売却益を得ながら平均株価を下げることが出来ました。

景気後退局面に至ると通信株は見直されて買われる傾向がありますので、ボラティリティの高い現状局面で購買株価を下げて行きたいところです。

最後は株価下落で値ごろ感が出ていたPGの買い増しです。

配当利回りが5%超えのIBMやVZに比較して2.5%前後の利回りですが、この銘柄も好不況に左右されにくい鉄板銘柄であり、好況時にはキャピタルゲインを見込める長期投資王道銘柄ですので、RSI値が30付近であれば買い増しのチャンスです。

6月は以上ですが、IBMやVZの売却資金はまだ半分近く残っていますのでPF整備は継続します。

・騰落率

騰落率を眺めると、TGT株価の急落と買い増しでの平均株価の上昇が見られており、ABBVが騰落上昇率1位となっています。

一時はXOMも1位に躍り出たこともあったのですが、原油価格下落に伴ってコア銘柄の平均付近に落ち着いています。

リバランス中のVZは未だにマイナスですが二けた下落からは脱却し、配当込みの騰落率ではかなり改善しました。

NISA・特定口座とも平均購買株価は$54台に下がっていますが、もう少し下げたいところです。

・ポートフォリオ

6月末現在のポートフォリオを眺めると、株価下落で占有率を下げつつあるのがXOMで、買い場を掴めないIBMが占有率下位となっている他、TGTの株価下落トレンドも収まっておらず5,6月と買い増ししてもまだ8%を下回っています。

一方、買い増しをしたPMが占有率1位となっていますがABBVとは僅差ですので、配当金のバランスを考慮するとまだ買い増し余地はありそうです。

今後もPFのバランスを見ながらのリバランスを継続してリスクを抑えつつ資産形成を続けたいと思います。

ではでは。

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