【VZ20Q2】マークス、ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)の2020年第2四半期決算を確認する。

米国株
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■週末のNYダウ

マークスです。

24日のNYダウは新型コロナウイルス感染拡大と死者数増加が重しとなり、前日比$182.44安と続落して$26,469.で取引を終えました。

薄商いの中で、高値圏で推移していたハイテク関連銘柄の利益確定売りも逆風となったようです。

NYダウの日足チャートを眺めると、下値抵抗の200日移動平均線近くまで下落していますが、抵抗線を割り込むほどの下落ではないので、利益確定や調整が入ったと見るのが妥当だと考えられます。

月末が近くなっていることや、大型企業決算が控えていることもあり下押し圧力が強まりつつありますので注意は必要ですね。

■ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)        の2020年第2四半期決算発表

そんな中、VZの2020年第2四半期決算発表(←リンク張ってます)がありました。

内容は都市ロックダウンによる影響を受け、個人契約が売上減となる反面、企業の契約売上が増加したことで、良好な決算結果となっています。

売上高は304.5億ドルで前年同期比5.1%減となりましたが、予想の298.2億ドルを上回りました。

営業利益は73.6億ドルで前年同期比6.2%減でした。

当期純利益は47.0憶ドルで前年同期比19.2%の2桁増益となりました。

1株当たり当期純利益は$1.18で前年同期の$1.23を下回っていますが予想の$1.15を上回りました。

予想を上回る決算発表を好感して上値抵抗の200日移動平均線をブレイクアウトしています。

ダウが下落する中で、この上昇は期待の持てるところですが、直近でも再び抵抗線を割り込んでいる上に200日移動平均線が下向きですので、力強い株価回復に向けてはもう少し時間が掛かりそうに感じます。

■VZ20年第2四半期決算まとめ

ウイズコロナの環境下にあってオンライン会議を行うなどの各企業のビジネススタイルの変化に合わせて、ZOOMに対抗するようにビデオ会議ツール企業「BlueJeans」の買収を完了しており、今後のこの分野の伸びに期待が持てるところです。

コロナ感染第2波懸念が高まりにより経済活動再開の巻き戻しも懸念が残りますが、第1四半期決算と比較すると、売上低下には歯止めが掛かり、回復傾向になっています。

加えて在宅勤務に伴う分野の企業買収により、経済活動の変動に柔軟に対応できるビジネスモデルを構築していることから、将来的には株価の上昇や増配が期待出来そうに考えています。

そもそも通信セクターはあまり株価が変動せず、3月末の暴落局面でもその耐性が確認できる下落率であることから、ポートフォリオ占有率を見ながら買い増しを継続して行こうと思います。

ではでは。

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