【トータルリターン】マークス、2020年11月のトータルリターンを確認する。

売買履歴
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■昨夜のNYダウ

マークスです。

昨夜のNYダウは,高値圏で推移していたこともあり、利益確定売りに押されて下落して先週末比$217.73安の$29,628.64で取引を終えました。

11月は米大統領選という一大イベント消化・ファイザーの良好なコロナワクチン開発結果発表、金融に明るいイエレン前FRB議長が財務長官に任命される予定となったことなどの好材料が重なったことで大幅に上昇して、史上初の3万ドル台に乗せるなど、イケイケムードとなっています。

NYダウの日足チャートを眺めると、ワクチン開発結果発表時点で大きく窓を開けて上昇しており、下値抵抗の50日移動平均線から上に乖離して推移しています。

■2020年11月末のトータルリターン

月初からイベント通貨と好材料が続いたおかげで、マークス保有銘柄も堅調に推移して11月中旬に1万ドルの大台に含み益が到達し、25日にはマークス投資史上最高益を先月に続き更新する$13,030.20を記録しましたが、利益確定売りに押されて下落、セクターローテーションも相まって含み益も縮小し、結局は$11,498.91まで縮小しました。

損益状況

ドル円為替レートもドルの上値が重く円高が継続している関係上、$建てより収益が悪いのは先月と同様です。 1万ドル台の含み益がいつまで継続できるかですが、円高傾向が収まってきて105円台に回復すれば円建ても3桁万の大台に乗ってきそうですが、コロナパンデミックによる財政出動による経済支援はまだ暫く継続される見通しなので、ドル安傾向もまだ継続しそうです。

一方、ベンチマーク用に買っているeMAXISSlim 米国株式(S&P500)は+24.65%となっており,やはり大きく伸びています。

S&P500も高値圏の推移が継続しそうな見通しなので、強気相場の現状では30社構成のNYダウよりもS&P500へ投資する方がセクターローテーションへのヘッジという面で有利かも知れません。

配当金

11月は、プロクター・ギャンブル(PG)、アッビィ(AABV)、ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)、PFFの4銘柄からの配当金を受領しました。

月累計配当金は$195.88、総累計配当金受領額は$3,855.323となっており、来月には4000ドルを突破予定です。

今年に入っての累計受領配当額は$2,145.84で、2000ドルを超えました。

12月は最大の配当額受領月なので、2.400ドルを超える予定でこのペースで保有銘柄買い増しを継続出来れば来年は年間3,000ドル以上になってきます。

年間受領配当金の当面の目標は$5,000なので、継続して買い増しし配当金再投資を行って株数を増やしていたいと思います。

11月の売買銘柄

今月は回復局面の到来で見直され、金融・エネルギーセクターが回復傾向にあり、その恩恵を受けて年内に手放すことを目標にしているウェールズ・ファーゴ(WFC)を2回に渡り少しずつ損切りしました。

手数料・税込み$25.13で20株、同じく$28.06で20株を売却し$142.80の損切りとなり残り91株をこの損失分が回収可能な額で全数指値発注しています。

一方、買い増し銘柄はフィリップモリス・モリス・インターナショナル(PM)を手数料・税込みで$76.97で17株を買い増ししました。

1年以上ぶりの成行購買の理由はNISA枠がまだ3回購買分の空きがあり、これを埋めたいと考えたからです。

また、WFCの売却資金をこのNISA枠埋めに使うため、騰落率乖離の激しいエクソン・モービルも税込み・手数料込みで$40.90で28株、こちらも成行でNISA枠での購買です。

2銘柄ともにNISA枠での購入ですので、手取りの配当金額が大きくなります。

国内20%ちょっとの課税はやはり負担が大きいですよね。

損益通算時にはこの税率は活躍してくれるのですが、出来れば損切りは避けたいものです。

XOMがいつまで配当維持を継続してくれるかは懸念の残るところですが、ワクチン期待で原油価格も回復傾向にあるので、何とかこの難局を乗り切って減配を避け切ってくれれば良いのですが。

騰落率

騰落率では、史上最高値を更新し続けているターゲット(TGT)がアナリスト予想を上回る第3四半期の好決算発表(←リンク張ってます。)を受けて、再びダブルバガーに返り咲き、株価は1段高で推移しています。

しかし、米国小売業の伸びは鈍化傾向となっていますので、今後を注目して行きたいです。

WFCは金融銘柄上昇を追い風に1桁台まで損失を縮小しており、先月諦めていた年内手離れも現実味を帯びてきましたので、なんとか上手く手離れ出来ればよいのですが微妙なラインですね。

ポートフォリオ

11末現在のポートフォリオを眺めて、騰落率から考えるとジョンソン&ジョンソン(JNJ)、マクドナルド(MCD)当たりが12月の買い増し銘柄候補ですが、NISA枠の空き埋めを優先するともう一度PMかXOMの買い増しを検討した上で特定口座で買い増しすることになりそうです。

まとめ

大統領選イベント通過、良好なワクチン開発状況、イエレン財務長官就任と好材料で上昇傾向にありますが、足元ではコロナ感染再拡大による経済再停滞も起きていますので、コロナパンデミックによる実体経済回復には、来年一杯くらいはかかりそうに感じています。

ここのところ下落傾向のある2月には窓開けをして上昇した部分の穴埋め調整で下落する可能性もありますので、キャッシュポジションを少し多めにとって、買い増しを続けて行きたいと考えています。

ではでは。

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