【TGT20Q4】マークス、ターゲット(TGT)の2020年第4四半期決算を確認する。

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■TGT2020年第4四半期決算発表

マークスです。

ここのところの長期金利上昇トレンドが止まらず、その煽りを受けてリスク資産である株式は売られて全体的に下落傾向にあり、昨夜のNYダウは前日比$121.43安の$31,270.09で取引を終えています。 そんな中、一昨日の2日の市場開場前にターゲットの20年第4四半期決算発表(←リンク張ってます)がありました。

内容は第3四半期(←リンク張ってます)に続いて売上高・利益共にアナリスト予想を上回る、素晴らしく良好な結果でした。

売上高は283.4億ドルで前年同期比21.1%増となり273.2億ドルの予想を上回りました

営業利益は18.36億ドルで前年同期比53.3%増と大幅に増加しました。

当期純利益は13.80億ドルと前年同期比65.6%の大幅増となっており、店舗販売に回復と合わせて引き続き当日配送のデジタル販売部門が好調である結果を反映しています。

一株当たり利益(調整後EPS)は$2.67で前年同期比58.2%増とこれも大幅に増加し、予想の$2.55を上回り、TGTの史上最高記録となっています。

売上高増加の内訳では、店舗売上高が95%の割合となっており、外出制限緩和によって客足が順調に回復している他、デジタル販売(通信販売)が11.8%の増加とされており、Q2の5%からQ3の10.8%への伸びに比べると鈍化傾向にありますが、当日配送サービスは21.2%の増加とされています。

しかし、店舗販売については客足の回復に伴って売上高が6.9%増が示されている他、今期売上高の95%以上は店舗販売で達成されていることからコロナワクチン接種による感染者数の縮小に伴って堅調な推移が期待出来ます。

但し、コロナ感染拡大による消費者の行動変容が、ワクチン接種浸透速度によりどのように変化するのかが見通せないことから、引き続き来年度の通期見通しについては不透明感の高さから発表が控えられています。

TGTの日足チャートを眺めると、市場開場前の決算発表後に上昇していましたが、来年度の通期見通しが発表されなかったことを嫌気されて大きく売られ、下値抵抗の50日移動平均線を割り込みました。

RSI値は32.82と安値圏まできていますので、現実的な業績を鑑みると買い場であると判断できます。

5月下旬発表予定の21年度第1四半期決算で配当金についても触れられると予想されますが、TGTは現在49年連続増配の配当貴族となっており、今年度も増配を行えば大台の50年連続の配当王となりますので好調な業績を反映して増配されることが期待されます。

また、今期Q4の期間では自社株買いを行っていないとされていますので、現状の株価下落は買い増しのチャンスでもあると考えれれますし、自社株買いが行われず株価が下落しても配当利回りが上昇しますので投資妙味がある銘柄ですので、ポートフォリオ占有率を見ながら買い増ししたいと思います。

ではでは。

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