【KO21Q1】マークス、コカ・コーラ(KO)の2021年第1四半期決算を確認する。

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■コカ・コーラ(KO)の2021年第1四半期決算発表

マークスです。 19日市場寄り付き前にKOが2021年第1四半期決算(←リンク張ってます)を発表しました。

長引くコロナ禍にあって苦戦が続いていたKOですが、ワクチン接種が進むことによる経済正常化の流れが追い風となって回復が顕著となっています。

売上高は90.2億ドルで前年同期比4.9%増となり予想の86.3億ドルを上回っています。

営業利益は27.2億ドルで前年同期比14.4%増となり,コロナパンデミックの影響から立ち直っています。

当期純利益は22.45億ドルで前年同期比19.1%減と回復が遅れていますが、1株当たりの当期純利益については$0.52で、非GAAPベースのEPSは$0.55となっており予想の$0.5034を上回りました。

配当金や自社株買い等の株主還元に影響されるキャッシュフローを確認すると今期は14.20億ドルとなっており、期間的にコロナの影響をあまり受けていなかった前年同期の2.29億ドルに比べると、かなりのキャッシュが創出されているのが見て取れます。

今期決算では増配発表はありませんでしたが、これを見ると近々増配が発表されるのではと期待が持てます。

KOの日足チャートを眺めると予想を上回る売上高とEPSの決算発表を受けて急伸しましたが、利益確定売りに押されて売られて、株価ばわずかに上昇した程度となりました。

RSI値も68と高値圏となっていますが、移動平均線は上向きとなっていますので、上昇トレンドが継続しそうです。

今期決算は1月1日~4月2日の期間であり、未だコロナ感染症が猛威を奮っていた状況であったことを考慮すると良好な決算と言えます。

次回Q2決算は4月3日~6月末となると考えられますので、ワクチン接種が早いペースで進んでいる現状を踏まえると既にコロナパンデミックによる危機は乗り越えられたと言え、見通しは明るいと思われます。

急激な株価上昇は期待できないかも知れませんが、安定して右肩上がりの推移となると考えられますので、ポートフォリオの占有率をみながらコツコツと買い増しを続けたい銘柄です。

ではでは。

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