【KO22Q1】マークス、コカ・コーラ(KO)の2022年第1四半期決算を確認する。

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■コカ・コーラ(KO)の2022年第1四半期決算発表

マークスです。

FRBの早期大幅利上げとQTや中国のコロナ感染拡大によるロックダウンエリア拡大による景気の失速懸念から、米主要3指数は揃って軟調な推移となる中、株価下落に対して踏み止まっていた高配当株も下落し始めていますね。

しかし、やはり決算結果が良好な銘柄については下げ渋る傾向があります。 さて、そんな市場地合いの25日市場開場前にKOが2022年第1四半期決算(←リンク張ってます)を発表しました。

内容は良かったです。

売上高は104.9億ドルで前年同期比16.3%の二桁増収となり予想の98.3億ドルを上回っています。

営業利益は34.05億ドルで前年同期比25.1%の二桁増益となり、前期決算でのスポーツ飲料を取り扱うBODYARMORの買収に伴う減益を相殺しています。

当期純利益は27.81億ドルで前年同期比23.8%の二桁増益と好調な結果となっています。

非GAAPベースの一株当たり利益(EPS)は$0.64で予想の$0.5792を上回って好調な純利益の伸びを反映しています。

配当金や自社株買い等の株主還元に影響されるキャッシュフローを確認すると前年同期と比較すると

1/3強ほど少なくなっていますが、これは資金循環のタイミングによるものと説明されています。

純利益が力強く成長していますので、あまり気にする必要はないと考えられますが次期決算に注目して行きたいと思います。

今四半期決算発表時では22年のガイダンスは据え置かれ、通年では非GAAPベースで7~8%の成長を予想しており、21年通年の非GAAPベースEPSの$2.32に対して8~10%の伸びとなるとしていますが、ウクライナでの戦争で、ユニットケース量の1%・純収益と営業利益に1~2%・非GAAPベースのEPSで$0.04の範囲で影響を受ける可能性を示しています。

KOの日足チャートを眺めると、好調な決算を好感して上昇していましたが、中国のロックダウン範囲拡大で軟調になった市場全体の地合いに引きずられて上昇を消しています。

もともと史上最高値を更新し、RSI値も70超えとなっていましたので調整もあるかと思いますが、基本的に配当王銘柄であり地合い的には資金が流入しやすい条件が整っていますので上昇トレンドは継続すると推察されます。

現在の株価では割安感はありませんので値動きを見ながら買い増しのタイミングを計りたいところです。

ではでは。

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