【NYダウ調整局面】マークス、米国株式市場調整局面で買い増し銘柄を検討する。

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■NYダウ調整局面

マークスです。

昨日、パウエルFRB議長が再来年の2022年末までのゼロ金利政策維持を発表しました。

これを受けて、そもそも先週から急騰していたNYダウの調整局面入りへの手掛かりとなり、利益確定売りと相まって特に金融関係が売られ前日比$282.31安となる$26,989.99で取引を終え、$27,000台を割り込みました。

一方、ハイテク銘柄で構成されるナスダックは上昇を続けており、遂に1万台を超える堅調さを見せています。

NYダウの日足チャートを眺めると、昨日の調整では未だに先週までの高騰で開けた窓を埋めるに至っていませんので、下値抵抗の$26,323まで調整が入る可能性が高いです。

ただ、VIX指数(恐怖指数)は27.57で前日と変化がないことと、RSI値が70を割り込んだことを考えると、ローソク足本体がこの水準まで下落するのではなく、ヒゲがワンタッチした後に反発するといった感じに想定しています。

また、カドロー米国家経済会議委員長が、米経済はリセッション入りしたが、既に転換点を迎えたとの認識を発表しており、6月、7月の雇用統計も力強く回復するとの見解を表明していることから、200日移動平均線の抵抗を下抜けする可能性は低いと考えています。

本日の失業保険申請件数の結果が、この見解を裏付けることになれば、下値抵抗を下抜けする公算は更に低くなると思われますので、保有銘柄の買い増しをするのであれば良いタイミングかと思います。

■買い増し銘柄の検討

昨日のFOMC声明を受け、ドル安・円高傾向となりましたので買い増し1回分のドル転を既に済ませています。

保有銘柄も上昇基調が強かったので、月末位までの様子見を覚悟していましたが、急激な上昇だった分の反動で調整局面入りも早まったように思いますので、このチャンスに保有銘柄を指値して買い増しします。

現時点ではコカ・コーラ(KO)・ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)・マクドナルド(MCD)・ターゲット(TGT)・エクソン・モービル(XOM)がポートフォリオ占有率と購買平均株価と見合わせての候補となります。

しかし、米エネルギー情報局(EIA)が昨日発表した原油在庫量がサウジアラビアの輸入量増加に伴って予想のマイナス173.8万バレルを大きく上回り572万バレルの増加となり、原油価格急落に伴って、XOM株価も下落し始めたところで、ポートフォリオ占有率も11.53%と高めであるということもあり、候補から除外します。

TGTは占有率が8.21%と低いのですが$120と若干高めですし、コロナショックで対策費が嵩んでいる決算発表を確認しているので、今回は見送ります。

MCDはここ最近急激に値を下げていて200日移動平均線も未だ下降トレンドにあること、と平均購買株価を、やっと$182.03まで下げたのに現状$195での買い増しは少し抵抗感がありますので、もう少し様子を見たいと思います。

残る候補はKOとVZになるのですが、ポートフォリオ占有率/平均購買株価との乖離を見ると、KOが9.58%/-2.13%、VZが9.82%/-0.96%となっていますので、KOを買い増し銘柄とします。

KOの日足チャートでNYダウのような窓開けを探しても、あまり大きな窓はありません。

RSI値は59.38と割安でも割高でもないので暫くは$48を挟んだ値動きになると想定して$48.0で指値を入れて待とうと思います。

200日移動平均線が上値抵抗、50日移動平均線が下値抵抗になっていますが、トレンドは上昇に転換しており、調整局面であることを考えると下値抵抗を下抜けすることは考えにくいと思います。

今月分の配当金は昨日までにWFC・PFF・XOM・IBM・TGTから計$270.40が入金されていますので、多少高めでの購買になっても良いかと思います。

特定口座枠でのKOの平均購買株価は$50.23ですので、今回の買い増しで$50を切りたいものです。

ではでは。

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