■2021年5月末のトータルリターン
マークスです。
5月は初旬から中旬にかけて概ね堅調に推移していましたのでリバランスを行った月となりました。
経済2大国である米中でワクチン接種が進みコロナ禍からの脱出による経済回復の期待感と米国のインフレ懸念の緩和から長期金利が上昇が鈍化したこともあり配当金が堅実に株式還元されれるオールド銘柄が比較的買われたことで、保有コア銘柄は概ね好調でした。
・損益状況
損益状況は3か月連続で最高益を更新をし、ドル建ての受領配当金を含む利益のピークは$29,670.73と3万ドルに手が届くところまで伸びたのですが調整が入って下落、その後は3歩進んで2歩下がる感じで結局は$28,192.81でのトータルリターンとなりました。
ドル高で109円台を回復して推移していることも追い風となり円建てでは300万円を一度も割り込まずに推移しましたので良好な結果となっています。
ベンチマーク用に買っているeMAXISSlim 米国株式(S&P500)は4月末から1%ほどの上昇で
+53.34%となっており,安定的に50%前後で推移して堅調です。
コア保有銘柄の株価が堅調で買いにくくなればインデックスへの買い増しも良い選択となりそうです。
・配当金
今月の配当金受領はプロクター&ギャンブル(PG)、アッビィ(ABBV)、ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)、PFFから配当金を受領しました。
月累計で$237.91、今年累計で$1,150.71と早々に1,000ドルを突破、総累計額は$5,425.58となり、7月には6千ドル台に達する見込みです。
・5月の売買銘柄
5月は経済回復期待からの原油高に吊られ低迷していたエクソン・モービル(XOM)を特定口座での保有株数の半分強となる70株を売却し、占有率の低かったMCD ・JNJ・ABBV・PGを買い増ししてリバランスを行いました。
XOMは指値$63.0で税引き後$126.7の利益確定、この資金でPGを指値$135.5×5株、MCDを指値$229.60×5株、JNJを指値$163.0×7株+$168.5×6株、ABBVを指値$114.65×10株の買い増しです。
XOMは売却した当日に$64.02の52週高値を記録しましたがその後、$60を割り込んで下落しましたので、いいタイミングで売却出来ましたがABBVは米国外で不当に薬価を引き下げている反面、米国内で引き上げているとの当局の指摘を受けたことから株価が下落しています。
PG、JNJは調整の煽りを受けての下落であろうと推察していますので、近々回復すると考えています。
・騰落率
騰落率1位は、引き続き史上最高値を更新し続けているターゲット(TGT)です。
21Q1では前年同期比の7倍以上の驚異的な営業利益を上げて成長著しいことから買い増しをしなくても占有率は10%を切りません。
もはやグロース株のようですが、今年増配を行えば、めでたく配当貴族から連続増配50年の配当王に昇格します。株価が急伸していますので、利回りのうま味は現状なくなってしまいましたが、これはこれで投資妙味ですね。
ワースト1位はXOMに抜かれたVZになっています。
大きく下落もしない代わりに株価上昇もあまり期待できず、下落してもその期間が短いので買い増しのタイミングが難しいと最近思うようになりました。
今が買い増しチャンスかも知れませんが、買い増しを急ぐ銘柄ではないのでバランスを見ながら検討します。
・ポートフォリオ
5月末現在のポートフォリオでは、XOMの売却と占有率の低かった銘柄の買い増しでバランスが取れてきました。
JNJがまだ9%を切っていますが、この直後に買い増ししていますので概ねバランスが取れてきており、コア銘柄での占有率はXOMが最低となりました。
原油価格の回復基調が安定してくれば株価も連れ高になると予想されますし、特定口座の株数を減らしたことで株価下落時に買い増せば平均購買株価も下げやすくなりますので、含み損を抑えつつ調整もやりやすい配分となりました。
6月は占有率を見ながら買い増し銘柄を選定していきたいと思います。
ではでは。
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