■2021年10月末のトータルリターン
マークスです。
10月は先月から続く円安傾向に歯止めが掛からず、利上げ時期の早まり観測からの米長期金利上昇と相まって暫くこの傾向は続くとのアナリスト予想もあります。
金利が上昇すると基本的に比較的リスクの高い株式は軟調になりやすいのですが、高配当銘柄はハイテクグロース銘柄に比べて株価が支えられやすいので、マークスの保有コア銘柄には有利です。
・損益状況
損益状況は中旬まで軟調な株価推移となっていましたが、20日にドル建て含み益が最高を記録し、円安を追い風として、円建てでは400万超えとなりました。
その後、3万ドルの含み益を割り込むこともありましたが横ばいから保有銘柄決算を反映しながら回復し、最高益近くで月末を迎えて円建てでの400万円超えをキープ出来ました。
決算結果で足を引っ張ったのはIBMで、現状でも軟調な株価で推移し、昨年から不調だったXOMから入れ替わる形となっています。
ベンチマーク用に買っているeMAXISSlim 米国株式(S&P500)も円安を追い風に好調に推移して+74.16%と70%を超えており、ダブルバガー達成も視野に入ってきています。
S&P500の強さはやはり心強く、インデックス投資の優位性を感じる結果ですね。
・配当金
今月の配当金受領はコカ・コーラ(KO)、フィリップモリス・インターナショナル(PM)、エ、PFF、IYRから計$218.65の配当金を受領しました。
年累計で$2,559.63、総累計額は$6,834.10となっており、来月は$7,000を突破します。
円安トレンドが続きドル転しても今までのようにドルを換金しにくくなっている現在、ドルで受け取れる配当はドル転する円貨を少なく出来るのもメリットですね。
・10月の売買銘柄
10月はお試しで保有していたセースル・フォース(CRM)を指値$293.30、税・手数料引き$291.85で利確して手離れし、手取り$216.48の利益を得ました。
あとはニーオ(NIO)を税・手数料引きで$39.0で損切りして手離れし、$152.03の損失で2銘柄通算では$64.45の利益となりました。
円安圧力と米長期金利上昇局面でグロース株はパフォーマンスダウンの懸念とドル転をせずにコア銘柄買い増し資金に回そうと考えたからです。
今年に入ってXOMを一部リバランスで利確していますが円建てでは損失になっていたこともあり通算損益で税還付の恩恵を受けかったのも売却に至る一因ですがNIOについては不穏な動きのある中国銘柄であり、早々に売却したいと思っていたからです。
CRMは現状の環境下でもまだ伸びそうなので少し惜しい気持ちもありますがドル資金確保を優先しました。
今月は保有銘柄の決算ラッシュであり、決算結果を見てからの買い増しとしましたので購買は見送っています。
・騰落率
騰落率1位は先月からトリプルバガーを割り込んでいたターゲット(TGT)ですが、また株価が回復してトリプルバガー超えに返り咲いています。
原油価格低迷で軟調だったXOMは価格高騰に伴って株価が回復し、高配当銘柄であることから配当込みの騰落率では20%超えの成績に戻っています。
代わりに大きく順位を落としたのは決算が不調だったIBMで課税枠ではマイナス圏に沈みました。
VZは相変わらずの低迷で配当込みの騰落率でもマイナスとなる不動の最下位となってしまっています。
・ポートフォリオ
10月末現在のポートフォリオでは、不調から脱出したTGTが首位を奪還し、IBMは一気に10%を割り込みました。
現状の占有率ではJNJが9%を割り込んでいますので買い増しの第1候補ですがコア10銘柄の内9銘柄の決算発表が終わって、株価に動きが出ていますので来週末当たりに買い増し銘柄を決めたいと考えています。
ではでは。
コメント