【JNJ21Q1】マークス、ジョンソン&ジョンソン(JNJ)の2021年第1四半期決算発表を確認する。

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■ジョンソン&ジョンソン2021年第1四半期決算(1月4日~4月4日)発表

マークスです。 20日のNY市場開場前にJNJの21年第1四半期決算発表(←リンク張ってます)がありました。

結果は良かったです。

売上高は予想220.1億ドルに対し223.2億ドルで予想を上回っており、前年同期比7.9%増と堅調に増加。

純利益は前年同期が57.96億ドルに対して61.97億ドルとなり6.9%増となり前期Q4の大幅減益から切り返しています。

調整後EPSは予想$2.33に対して$2.59と予想を上回っており、前年同期比では12.6%の二桁増となっています。

JNJは大きく3部門での事業展開を行っており、美容・オーラルケア・ベビーケア用品などの個人向けヘルスケア用品販売部門とCOVID-19ワクチンや抗がん剤などを開発・販売する製薬部門、及びコンタクトレンズ販売や手術用機器などを扱うメディカルデバイス部門となっています。

前年同期比で部面別の売上高を眺めると、個人向けヘルスケアが-2.3%、製薬部門は+9.6%となっており、メディカルデバイス部門は10.9%と前期Q4のマイナスから大きく切り返しています。

個人向けヘルスケア販売部門は、ウイズコロナ環境下で店頭販売が減少したものの、オーラルケアのリステリンが引き続き売上を伸ばす他、ベビーケア用品やスキンビューティー製品、禁煙対策用商品のニコレットの成長があり、減収を相殺しているとされています。

製薬部門では、乾癬治療薬「ステララ」や多発性骨髄腫治療薬の「ダルザレックス」が売上高を牽引し前年同期比で7.4%増となっておりダルザレックスは確実にブロックバスターに成長しています。

メディカルデバイス部門については、経済正常化への流れを追い風として世界的な売上高は前年同期比で8.8%増となり、市場回復の恩恵を受けているとされており、電気生理学製品や高度外科エンドカッターや創傷閉鎖製品、コンタクトレンズや関連手術関連などが売上高を牽引しています。

今年度の通期見通しについては、1月に発表された前期Q4から売上高、利益共に引き上げられており強気の見通しを示唆しています。

JNJの4月20日現在の日足チャートを眺めると、予想を上回る好調な決算と強気の見通しを好感されて株価は急伸しています。

RSI値は64.34と高値圏にはありますが、1月下旬の窓を開けた急騰と異なって70超えとはなっていませんので、$166を挟んで推移した後に$170超えを試していく展開が予想されます。

コロナワクチン開発については血栓の発生が懸念されることからFDAより治験を中止されていますが、JNJであれば解決にそう時間はかからないだろうと推察されますので期待したいところです。

今月になってJNJを買い増していますが、ポートフォリオ占有率はまだ若干低めなので、タイミングを見ながら買い増しして行きたいと考えています。

ではでは。

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