【トータルリターン】マークス、2022年4月のトータルリターンを確認する。

米国株
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■2022年4月末のトータルリターン

マークスです。

4月は長引くウクライナでの悲惨な戦争が報道される影に隠れていましたが、中国でのコロナ感染拡大に伴うロックダウン範囲拡大も世界経済に大きく影響を与える懸念が広がると共に深刻になりつつある米国のインフレ抑制に躍起となるFRBが5月のFOMCで75bpの大幅利上げを行うのではないかとの思惑が広がり、ドル高円安と共に株価は下落の一途を辿りました。

ドル円レートは一時131円まで進み、ドル建ての米国株ホルダーは株価の下落を打ち消すほどの円換算資産増加となりました。

・損益状況

4月に入ってからも円安トレンドが継続しましたが、利上げに伴うハイテク銘柄の将来的な収益目減りを懸念した売りは、逆に高配当銘柄や不況に強い生活必需品銘柄には追い風に働いて21日にはドル建てでの最高収益となって$49,777.13を記録し、5万ドル目前まで伸びましたが、これをピークとして下落に転じ、ゴールデンウイーク初日の29日には$42,347.64まで下落して4月を終える結果となりました。

それでも円建てではドル高の恩恵を受けて\7,659,260と先月末の633万から133万円ほども資産が増加してます。

円安ドル高の恩恵はすさまじく、22日には\8,407,605の円建て最高益を記録していました。

これと比べると1か月でなんと210万弱の収益ですので、今後のドル円レートが気になるところです。

一方、ベンチマーク用に買っているeMAXISSlim 米国株式(S&P500)は、株価下落と円安ドル高がバランスしているイメージで大きな変動が感じられない結果となっています。

・配当金

4月はコカ・コーラ(KO)から$69.73、フィリップモリス(PM)から$159.71、PFFから$4.23の計$233.25の配当金を受領しました。

年初来累計では$1,076.30、総累計では$8,654.26となりました。

5月は$300超えの配当受領予定ですので累計9000ドルを突破します。

・4月の売買銘柄

4月はベライゾン・コミュニケーション(VZ)を1日に指値$50.9、手数料込みで$51.15で25株、27日に指値$48.9、手数料込みで$49.14で21株を買い増ししました。

円安が進んでドル転のタイミングを計りながら受領配当金を再投資しながらの買い増しです。

これから更に株価が下落しましたので、銘柄選定にミスった感じもありますが、ドル転がその時点の安値で拾えていますので、NISA枠であることもあって今後の配当金を考えるとそう悪くもないかと慰めています。

VZのNISA枠での配当金は1株当たり$0.58ですので、減配の憂き目にあわなければ今回の買い増しで$0.58×46株×4回=$106.72の年間配当増加となります。

ドル円レートが130円とすると\13,873の増加ですね。

・騰落率

騰落率を眺めると、やはりVZの含み損が目立つ結果となっています。

Q1決算も利益は予想を上回ったものの売上高が予想を下回ったことが株価に対して逆風になっていることが考えられます。

IBMも軟調で辛うじてプラス圏となっていますが、際どい値動きで含み損に転じてもおかしくない値動きです。

但し、VZと違ってこちらはQ1決算が売上高・利益共に2期連続で予想を上回っていますので、市場センチメント次第でどちらにも転びそうです。

一時、ダブルバガーも視野に入っていたABBVは上昇トレンドから減速していますが、決算は良かったので株価下落は限定的になりそうです。

・ポートフォリオ

4月末現在のポートフォリオを眺めると、アッヴィ(ABBV)の株価がピークアウトしたことで占有率が低下して全体のバランスが取れてきているイメージとなっています。

中国でのロックダウン範囲拡大から原油需要が低下する懸念が台頭し、原油価格下落と共にXOMの株価も軟調となった上、決算のミスもあったので占有率を大きく下げるのではと思われましたが持ち直しています。

一方、2回に渡り買い増したVZですが、株価下落に歯止めが掛からずに未だ10%割れとなっていますので、占有率が下がっても暫くは放置しておこうと考えています。

占有率で考えると5月はMCDかTGTになりますが、この2銘柄は利上げペースに関して保有コア銘柄の中では一番敏感ですので、タイミングを計るのが難しいです。

今後の市場センチメントを見ながら買い増しを続けたいと思います。

ではでは。

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