■2月27日現在の米国市場状況の把握
マークスです。
昨夜のNYダウは寄り付きから反発し、一時$460超えとなりましたが、その後、大きく値を下げて前日比-$123.77、$26,957.59で引けとなり27,000ドルを割り込みました。
新型コロナウイルス感染拡大の懸念が株価上昇の重しになったと見られています。
このリスクオフムードの中、資金逃避先として債券が買われ長期金利指標の米国10年債の利回りは2日連続の過去最低更新となり、一時は1.301%を記録することとなりました。
執筆時点にはこの数字を更に割り込み、それに連れてドル円レートは110円を割る場面も出ています。
製造業の先行指標となる原油在庫量は予想を下回る発表があり、原油先物にはショートカバーが入り価格下落に一旦は歯止めがかかったものの、欧州や中東、韓国での感染者拡大を受け需要低下懸念から再び下落し47ドル後半で推移しています。
■マークス、MCD(マクドナルド)とTGT(ターゲット)を買い増しする。
前日のNYダウ週足で50日移動平均線にタッチしており、過去このパターンからは反発を見せることがあった経験からポートフォリオのバランスを取る意味も含めMCDとTGTを買い増ししましたが終値は買値を下回りました。
MCDは、$212.8で発注、手数料を含めると$213.85での購買でしたが、昨夜の終値は$210.10となりました。
TGTは、$111.90で発注、手数料を含めると$112.45での購買でしたが、昨夜の終値は$110.66となりました。
残念ながらこの下落局面での下値を拾うという訳にはいきませんでしたが、ポートフォリオのバランスは良くなってきています。MCDはまだ買い増し余地は十分にありますので、少し時間を空けて更に買い増しし、占有率10%を目指します。購入した株数は5株と少し少な目でしたので、株価下落のチャンスがあれば株数を少し増やして購入し、平均購買単価を下げていきます。
また配当権利落ち日は今月28日となっています。受け渡しに2日必要なのでぎりぎり間に合ったか、間に合わなかったというところです。
TGTの購入株数は10株としました。昨夜終値と比較すると高値掴みとなりますが、今年$112.60で指値したのですが刺さることなく株価上昇をしていたことがあったので、そうタイミングは悪くなかったと考えて(慰めて?)います。
ポートフォリオ占有率は9.28%なのでまだ買い増し余地は残っています。3月3日決算発表内容後の値動きに注目したいと思います。無論、業績の見通し結果次第ですが・・。
MCD買い増しによる平均購買株単価は特定口座枠で$204.91、NISA枠を含む総平均株単価は$185.55です。
TGTはNISA枠購入はありませんので平均で$82.13となっています。この平均購買単価を下回らない限り含み益が残り、配当再投資をすることで、結果的にその分の平均購買単価を下げることが可能になります。
現在、大きくパフォーマンスの足を引っ張っているのはXOM(エクソン・モービル)ですね。
買い増ししたいところですが、ポートフォリオ占有率が10.26%であり、コロナショックで原油需要低迷懸念に起因する株価下落はまだ進むことが想定されますし、占有率が10%を切るまでは買い増しに踏み切れそうにありません。
原油価格下落を大歓迎しているトランプ政権下では米国での原油採掘を続けるでしょうし、採掘採算が取れなくなるまでOPECが減産しても下値を追う展開が想定されますので、今はまだ我慢の時期と考えています。
『休むも相場』を決め込んで、タイミングを待ちたいと思います。
次の買い増し候補はMCDと占有率9.20%のJNJ(ジョンソン&ジョンソン)、平均購買価格に近付いてきたIBMと考えています。
今回のようにMCDと、どちらかを買い増すか、この3銘柄のどれかを買い増すかは今後の市場動向を注意深く見定めて決めたいと思います。
来月はマークス保有銘柄から12月以外で最も多く配当金を受け取れる月となります。市場動向次第で少しリスクを取って買い向かうかも知れません。
ではでは。
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