【トータルリターン】マークス、2020年7月のトータルリターンを確認する。

ポートフォリオ
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■昨夜のNYダウと米経済指標関連動向

マークスです。

昨夜のNYダウは7月の米ISM製造購買担当者景気指数が予想を上回ったことを市場が好感し、前日比$236.08高の$26,664.40と続騰して取引を終えています。

NYダウの上昇を牽引したのはティックトックの買収を発表したマイクロソフト(MSFT)とアップル(AAPL)のGAFAM銘柄で他の28銘柄はまちまちの結果でした。

コロナ感染再拡大が経済回復の重しとなる中、やはりハイテク銘柄は堅調でナスダックは終値での市場最高値を更新しています。

NYダウの日足チャートを眺めると、移動平均線はゴールデンクロスを間もなく形成しようとしており、200日移動平均線も下降からほぼ横ばいへと推移していることから上昇トレンドにあり、RSI値も55.58と買われ過ぎに至るまで余裕がありますので、若干の調整を挟みながら上昇すると予想されます。

■2020年7月末のトータルリターン

今月は、ようやくキャピタルゲインもプラス転換になる回復となり、累計受領配当金との相乗効果で安心して値動きを見れる状況となっています。

しかし、少し早めに始まった「夏の円高」のアノマリーの煽りを受けて円建てでは大きな回復に至っていません。

現状、配当金や株売却での円貨を使う予定はありませんので実害があるわけでないのですが、やはり気にはなりますね。

損益状況

経済活動再開による景気回復実情とコロナ感染再拡大懸念の綱引きで、損益が変動しているのですが、毎月の利益確定である配当金受領の積み上がり効果はやはり大きいと感じています。

先月は、堅調な経済指標が多く発表されたことや、予想を上回る企業決算発表が多くあったことで市場はリスク選好傾向が強まっているように感じますが、NYダウを牽引しているのはやはりIT関連株なので、マークス保有銘柄群は大きな上昇には至っていません。

受領配当金を除いたキャピタルゲインは$1,800強ですので、弱い回復となっています。

一方、ベンチマーク用に買っているeMAXISSlim 米国株式(S&P500)は+11.48%と堅調に伸びています。

購入してから丁度2年となりますが、NYダウへのインデックス投資と同じく安定していますので、買って気絶しているだけで資産増加を期待できる安心投資ですね。

インデックス投資が資産形成における最適解の一つと言われるだけはあります。

配当金

7月は、コカ・コーラ(KO)、フィリップモリス・インターナショナル(PM)、PFFの3銘柄からの配当金を受領しました。

月累計配当金は$167.16、総累計配当金受領額は$2,968.04となっており、含み益に繋げています。

今年に入っての累計受領配当額は$1,258.63で3月暴落時の臨時買い増しの効果が出始めています。

7月の買い増し銘柄

今月はウエルズ・ファーゴ(WFC)を手数料込み$25.01で56株、売却を視野に入れて買い増ししました。

平均購買株価を下げることは出来たのですが、もう少し購買株価を下げるか株価が上昇しないと売却しにくい状況です。

騰落率

WFCは買い増ししましたので騰落率は回復傾向にありますがエクソンモービル(XOM)の株価低迷は長期化しており、未だに-30%を超える騰落率となっています。

XOMは第3四半期の配当金額維持を発表していますので、リバランスも視野に入れながら買い増しを検討しても良いかと考えています。

コカ・コーラ(KO)とIBMも課税枠で-5%を超えていますので、ポートフォリオ占有率を見ながら、買い増し銘柄を検討することになりそうです。

ポートフォリオ

7末現在のポートフォリオを眺めて、騰落率を考えると優先的にはXOM、WFCを買い増ししたいと考えていますが、決算結果の芳しくなかったマクドナルド(MCD)も$190を切る場面があるようなら検討したいと思います。

今後の値動きによって、買い増しの優先順位を決める必要がありそうです。

まとめ

全体的には回復傾向にある企業業績や経済指標発表でリスク選好地合いが高まっている関係で、配当金の積み上がりと緩やかな保有銘柄株価上昇で含み益となっていますが、コロナ感染再拡大による景気回復の鈍化が重しになっています。

原油価格はOPECプラスでの減産量が削減されていることもあり、1バレル当たり$40前後で推移している関係上、XOMの株価低迷はまだまだ続きそうです。

コロナ感染再拡大で経済活動巻き戻しの動きで再びレイオフ(一時解雇)が出ていたり、長引く店舗休業から閉店に追い込まれた店舗が増加しているMCDも厳しい状況にあり、動向の注視が必要です。

同様にスポーツイベントなどは未だに無観客で運営されていることから、売り上げが低迷しているKOも株価回復に鈍化が見られています。

NYダウは堅調に回復していますが、30種個別にみていくとMSFT・APPL以外の株価伸び率は高くないので、やはりポートフォリオ占有率を見ながら買い増しするのが良さそうです。

今週末から夏季休暇に入りますので、じっくり検討して買い増しを進めたいと思います。

ではでは。

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