【トータルリターン】マークス、2022年5月のトータルリターンを確認する。

ポートフォリオ
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■2022年5月末のトータルリターン

マークスです。

5月はまさしく「セルインメイ」となり、インフレ抑制への対応に躍起となるFRBの利上げペースについて、市場の思惑が交錯したり、ロシアのウクライナ侵攻による原油を始めとするコモデティ価格の上昇、中国の主要都市でのロックダウンによる流通停滞懸念、ウォルマートやターゲットとの米小売業大手の決算ミス等でボラティリティの高い相場感に終始し、全般的には売りが優勢となる場面が多い月となりました。

・損益状況

4月21日に利益のピークを付けてからは下落トレンドが継続、ゴールデンウイーク中に持ち直しを見せて5月4日にドル建てでの5月度収益ピークを付けましたが、その後はボラティリティの高い中で下落を続けて19日には5月の最低収益となり4万ドル、円建てでは700万の利益を大きく割り込みました。

しかし、FOMCの議事録が公開されると、市場の思惑よりFRBはタカ派ではないとの判断からか株価の持ち直しが見られ、結局はドル建てで$43,235.99,円建てでは\7,780,008と再び始まった円安かの恩恵を受けて利益が回復して5月の取引を終えています。

このボラの高さを利用して一般口座に振り出されていたキンドリル(KD)とIBM、パフォーマンス悪化が顕著なベライゾン(VZ)の持ち株整理を行えたのは僥倖でした。

これについては5月の売買銘柄で後述します。

一方、ベンチマーク用に買っているeMAXISSlim 米国株式(S&P500)は、一旦の底打ちからの回復が大きく、パフォーマンスが回復しつつあります。

しかし、GAFAMやテスラを始めとした大型グロース銘柄の構成が多いことから回復が遅れた分、利上げ、不況に耐性が高く円安の追い風を受けたMYポートフォリオと円建てのパフォーマンスが74.17%VS79.01%と、かなり接近しています。

6月から始まったFRB資産引き締めであるQTの影響や今後の利上げペースへの思惑で市場が動けば逆転の可能性も出てきています。

株価下落局面でも着々と積み上げられていく配当金は、やはりこういう局面で真価を発揮するんだなぁと実感。

・配当金

5月はプロクター&ギャンブル(PG)から$58.77、アッヴィ(ABBV)から$121.73、ベライゾン・コミュニケーション(VZ)から$138.66、フェラーリ(RACE)から$2.11、PFFから$3.42の計$324.69の配当金を受領しました。

年初来累計では$1,400.99、総累計では$8,978.95となりました。

税金徴収金が金額が微妙に計算と違っていたこともあり9,000ドル台はおあずけでしたが、まあ誤差の範囲と考えています。

・5月の売買銘柄

5月はマークスの米国株投資歴で史上最大の取引数となりました。

以前から計画していた一般口座に振り出されたKDとIBMを売却し、特定口座でIBMを買い戻しを行ったことや、この利益確定で浮いた費用を株価低迷著しいVZの損切りにより損益通算を行いつつ、下がった株価で買い戻しを行って平均購買株価を下げて含み損額の圧縮を行うといった所作を行っています。

また決算ミスで暴落したターゲット(TGT)の占有率低下著しく、株価下落に伴って配当利回りが回復傾向になっていましたので買い増しを行ってポートフォリオの整備も行いました。

売却の先頭を切ったのはKDですが、利益確定してVZの損切りに対する通算損益に充てる目的の売却です。

この銘柄を買い戻すことは無いと考えています。

続いて一般口座に振り出されたIBMですが株価の動きを見ながら2回に分けて売却しました。

一度目は指値$138で半分強の株数を手放しました。

売却で得た資金を基に特定口座で26株を買い戻ししました。

折角なので、一般口座での平均購買価格の$129強から購買株価を下げたいと考えて下げるタイミングを計るつもりでチャートを見ながら指値を$126でいれていたのですが、運よく大きく下げた局面で刺さってくれました。

買い戻しも一度ではなく数回に分けるつもりでしたので売却株数より少なかったのですが、結果的にはこの後に反発して先の売却株価より高くなりましたので、すこし残念です。

しかし、目的は一部達成できましたので良しとします。

KDとIBMの売却で利益が上がっていますので、VZを一部損切りして損益通算に備えました。

損切りとは言え、円建て換算では現在よりドル安の110円を切る為替レートで購入しており、ドル高の現在、ドル換算ほどの損切りにはなっていませんので、IBMの売却益をまだまだ下回っています。

売却により資金が潤沢になっている上、5月の買い増し準備でドル転も行っていましたので、TGTを買い増ししました。

この日は$145台まで一旦下落したのですが、すぐに反発しましたので、結果的にはまずまずの株価で買えたと思います。

最後に一般口座に残っているIBMをすべて売却して一般口座での保有銘柄は総て処分して、5月の手仕舞いを迎えました。

5月の取引はボラの高さの波に上手く乗れて、投資準備のドルが潤沢に確保できたので、買い増しの自由度が広がった結果となりました。

VZの配当権利落ちは7月、IBMは8月ですので、これまでに上手く売買を行って配当金額の確保と損益通算をしたいと考えています。

・騰落率

騰落率を眺めると、決算ミスで一時23%の暴落となったTGTがダブルバガーも割り込む結果となっています。

一方、バークシャーハサウェイが保有していた殆どを売却した煽りで大きく株価を下げていたVZはここのところ持ち直し傾向となっています。

しかし、特定口座での購買平均株価は$58強ですのでまだまだ含み損の解消への道のりは遠そうです。

IBMの特定口座での買い増しと合わせて計画的に売買して含み損の圧縮や平均購買株価低減をしていきたいと考えています。

・ポートフォリオ

5月末現在のポートフォリオを眺めると、IBM売却やTGTの株価暴落の影響で大きくバランスが崩れています。

利上げやQT、ウクライナ情勢、コロナ感染拡大による中国都市のロックダウンやそれに起因する原油をはじめとしたコモデティ価格高騰による経済への影響はまだ暫くは続くと考えられることから高ボラ相場はまだ継続すると推察されますので、注意深く観察しながらポートフォリオ整備をしていきたいと思います。

ではでは。

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