【KO20Q2】マークス、コカ・コーラ(KO)の2020年第2四半期決算を確認する。

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■コカ・コーラ(KO)の2020年第2四半期決算発表

昨夜のNYダウは、米政府による新型コロナウイルス対策への新たな景気刺激策への期待感から上昇し、一時は$27,000台を回復する急騰となりましたが、結局は前日比$159.53高の$26,840.40で取引を終えました。

一方、ナスダックは寄り付きこそ上昇していましたがハイテク銘柄が売られて反落しています。

さてそんな中、市場寄り付きと同時にKOが2020年第2四半期決算(←リンク張ってます)を発表しました。

前日に発表されたIBM決算(関連記事)と同様、コロナ禍で売上高に苦戦しつつも、 一株利益が市場予想を上回る好決算となっています。

売上高は71.5億ドルで前年同期比28.5%減となっており、予想の72.1億ドルも下回りました。

営業利益は19.81億ドルで前年同期比33.7%減と売上減少に伴って利益を圧迫されています。

当期純利益は17.79億ドルで前年同期比31.8%減とこちらもスポーツイベント中止などによる売上減少の影響を受けていますが、1株当たりの当期純利益(EPS)については$0.41で予想の$0.40を上回りました。

売上高が28.5%減となっているのに対し売上原価が前年同期比23.0%減になっているのは原価が上昇していることを意味し利益の圧迫に直結しています。

配当金や自社株買い等の株主還元に影響されるキャッシュフローを確認すると22.50億ドルとなっており、前年同期の3734億ドルから40%減となっており、以前のキャッシュの強さに陰りが見えてきています。

コロナパンデミックによる世界的な需要低迷が長引くと厳しい状況となりそうですが、各国の経済活動再開に伴い、主力のグローバルユニットケース販売量は4月の25%減から6月の10%減へと改善傾向が見られ、7月累計では一桁台の減少率に留まっていることから、見通しは明るくなってきています。

但し、世界的な新型コロナウイルスへの感染増加は継続しており不確実性に懸念が示されています。

KOの日足チャートを眺めると、予想を上回るEPSの結果を好感して、狭いですが窓を開けて上昇しています。

上値抵抗の200日移動平均線までは開きがあり、RSI値も59.08と買われ過ぎに至るまでに上昇余地がありますので、直近では更なる上昇が期待出来そうですが、直近高値の$50弱までで調整が入りそうだと感じています。

また、いわゆる「夏枯れ」の薄商いの中で値幅が大きくなりやすい時期なのであまり日々の株価推移に振り回されないように留意が必要です。

事実、20日の市場引け後に発表されたIBM第二四半期決算を好感し、昨日寄り付きで5%を超える株価上昇をみせたIBMは引けにかけてハイテク株と共に売り込まれ、結局、前日比$0.31安で取引を終えていますので、KOも同様の道をたどる可能性は残っています。

■KO2020年Q2まとめ

コロナパンデミックによる都市ロックダウンの影響を最も受けたと考えられる4~6月の第2四半期決算としてみると、主な収益源であるスポーツ観戦中止やレストラン閉鎖が失われている中での売上高激減は回避不能であり、それでも予想を上回るEPSとなったのは好感出来る内容だと考えています。

但し、この収益源の喪失はKOにとっては死活問題であり、まだ余裕のある営業利益率やコロナ対策での一時的な経費増加を踏まえてもキャッシュフロー悪化は看過しにくい状況です。

新型コロナウイルス新規感染者増加が未だに世界的に見られることから、各国の経済再開に伴う需要回復も急激には望めそうにもありませんので、買い増しに当たってはチャートや各国の経済活動再開の動向を見守りながら行うことになりそうです。

今回の決算では配当金については触れられておらず、50年以上に渡る連続増配銘柄のプライドもあり、当面は維持されると考えられますが、キャッシュフロー悪化から減配が懸念されるところです。

需要の回復傾向が次の第3四半期決算にどのように反映されるかを注意深く見ていきたいと思います。

ではでは。

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