【TGT20Q3】マークス、ターゲット(TGT)の2020年第3四半期決算を確認する。

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■昨夜のNYダウ

マークスです。

昨夜のNYダウは前日比$344.93安となり$29,438.42で取引を終えました。

ファイザーが発表したワクチン開発経過の良好な結果発表を受けて以降、一貫して上昇して大台の$30,000突破を目前に、足元での新型コロナウイルス感染の急拡大懸念と高値圏推移となりRSI値が70を超えそうなタイミングでの利益確定売りに押されての下落となりました。

NYダウの日足チャートを眺めると、ファイザーのワクチン開発発表直後に窓を空けて上昇しており。RSI値70を目前に下落している値動きとなっているのが見て取れます。

米大統領選のイベント通過後のワクチンサプライズはインパクトが大きかった分、下落のスピードも速そうですし、今後、窓埋め調整の動きが起こるとすると$30,000を突破するには$28,500を目指して下落した後ということになると推察されます。

■TGT2020年第3四半期決算発表

さて、そんな中、昨日NY時間18日AM7:00にターゲットの20年第3四半期決算発表(←リンク張ってます)がありました。 内容は第2四半期(←リンク張ってます)に続いて売上高・利益共にアナリスト予想を上回る、素晴らしく良好な結果でした。

昨夜に市場開場前に発表された好調な決算を受けて株価は急騰。一段高の様相となっていましたが利確売りに押され、引けにかけて上げ幅を縮小させましたが、前日比$3.81高で取引を終えています。

売上高は226.3億ドルで前年同期比21.3%増となり207.6億ドルの予想を上回りました

営業利益は19.4億ドルで前年同期比93.1%増と大幅に増加しました。

一株当たり利益(調整後EPS)は$2.79で前年同期比105.1%増とこれも大幅に増加し、予想の$1.60を大きく上回りました。

当期純利益は10.14億ドルと前年同期比42.0%増でコロナの影響など、どこ吹く風の絶好調となっています。

販売原価項目を見てみると前年同期に比べて11.9%の上昇となっていますがQ2の24%から大きく削減されています。

売上高増加の内訳では、店舗売上高が95%の割合となっており、外出制限緩和によって客足が順調に回復している他、デジタル販売(通信販売)が10.9%とされておりQ2の5%から更に伸びていることから、米国でのコロナ感染急拡大による経済活動の再停止があっても売上高低下に歯止めが掛かることが期待されます。

特に受注、発送、ドライアップの当日サービスは217%の増加とされていることから、コロナ禍にあっても安心感がありますね。

但し、通期ガイダンスについてはコロナ禍の影響が見通せないことを理由に撤回されたままとなっていますので、米国でのコロナ新規感染者急増には警戒と観察が引き続き必要ですね。

TGTの日足チャートを眺めると10月末の米大統領選前に下値抵抗の50日移動平均線を割り込んだのですが、直ぐに反発し、再び上昇トレンドへと転じています。

予想の倍となるEPSを発表したQ2決算発表時に大きく窓を開けて急騰したので、この窓埋めがあるだろうと予想していたのですが見事に読みが外れました。

RSI値が70を大きく超えたあと調整で下落をしたものの下げ渋って留まって買い場を失う結果となりましたが、今にして思えば、そもそもが割安な株価であったということでしょうか。

今期Q3決算も予想を上回る好調な結果でしたが高騰は一瞬でしたので、買い場時期としての目安は50日移動平均線との乖離率になりそうです。

昨日のNYダウの下落で保有銘柄が軒並み株価を下げる中、絶好調な決算発表で株価上昇を見せたTGTのポートフォリオ占有率は、2月に一度、買い増ししただけに関わらずダブルバガーを達成して10%を超えていますので、当面は買い増しを行わなくても丁度良い占有率を維持しそうです。

TGTは6月11日に3%の増配を発表(←リンク張ってます)し、49年の連続増配の配当貴族ですが、来年も増配を行えば50年連続増配の配当王となる他、今年3月25日に発表していた自社株買いプログラムの停止を今期Q3決算発表時に合わせて解除するとしており、来年から同プログラムを再開しますので更に株価上昇が期待出来るインカム・キャピタル両取銘柄として継続保有していきたいと思います。

ではでは。

コメント

  1. […] 内容は第3四半期(←リンク張ってます)に続いて売上高・利益共にアナリスト予想を上回る、素晴らしく良好な結果でした。 […]

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