【PM21Q3】マークス、フィリップ・モリス・インターナショナル(PM)の2021年第3四半期決算を確認する。

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■フィリップモリス・インターナショナル(PM)の21年第3四半期決算発表

マークスです。

19日のNY市場開場後にPMの21年第3四半期決算(←リンク張ってます)がありました。

先行きへの懸念が若干あるものの、内容は良かったです。

売上高は81.2億ドルで、前年同期の77.5億ドルに対し9.1%増収となり予想の79.2億ドルを上回りました。

営業利益は34.55億ドルで前年同期の32.43億ドルに対し6.5%増益前期Q2の二桁増益からは鈍化しています。

これはIQOSの製造にかかわる半導体の供給不足によるもので品揃えの不足が原因であるとされています。

当期純利益は24.26億ドルで前年同期の23.07億ドルを上回っています。

紙巻タバコユーザーから利益率の高いIQOSへの転換が継続的に好調であることが推察されます。

PMは紙巻タバコからの完全撤退を表明していますので、文字通り社運を賭けて転換を図っています。

調整済み1株当たり利益(EPS)は$1.58で前年同期比の11.3%の増益となり、予想の$1.54を上回る結果となっています。

前期からは微増でほぼ横ばいですが堅調な結果であると言えます。

喫煙人口減少傾向は緩やかに進んでいますが、この減少傾向は鈍化が見られます。

一方でIQOSはユーザーの増加傾向は鈍化せずに進んでおりコロナ禍で滞っていたアフリカや東南アジアでの販売承認が下りたことで増加傾向が今後も加速すると予想されます。

今期末のIQOSユーザーは2040万人と推察されており、この内1490万人が紙たばこからの転換ユーザーであるとされています。

PMは2021年度の見通しを前期Q2での発表から更に引き揚げており、為替の影響を除いた希薄化後EPSをQ2発表時の12~14%の伸びから13~14%と下限値が引き上げられています。

ただ、ガイダンスでは半導体のサプライチェーンの供給の目詰まりにより品揃え不足は22年半ば位まで続くと想定されており、IQOSでの成長鈍化に繋がる懸念が示されています。

これにより、2022年の成長率は21年から23年の3年間に渡る成長目標を下回る可能性があるとされています。

PMの日足チャートを眺めると、米長期金利上昇時に高配当株であるPMの魅力が薄れたことから急落していましたが、金利が下落すると株価は持ち直し傾向となり、決算発表直前では好調な業績への期待感から上昇していました。

しかし、今期決算が売上高・利益が予想を上回る結果となったにも関わらず急落しました。

これはガイダンスで半導体不足に起因するIQOSへの販売台数伸長への懸念が示されたことを嫌気されたことが原因ですが、半導体供給がボトルネックとなるのは長くても1年、短ければ半年程度であると予想されており、短期的な悪化に留まるであろうことが推察されますので50日移動平均線を割り込む程の下落があれば買い増しのチャンスと考えられます。

元々、キャピタルゲインを求めるような銘柄ではありませんので税制的にも有利なPMはバイ&ホールドでインカムゲインの恩恵を受け続けたいと思います。

ではでは。

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