【NYダウ大幅反発】マークス、NYダウ大幅反発の今後を考える。

投資戦略
スポンサーリンク
スポンサーリンク

■NYダウ史上最大の上げ幅を記録した理由とは?

マークスです。

昨夜のNY株式市場は、1日としては史上最大となる$1,293.96高を記録、$26,703.32で引けました。

事実上の前日となる先週末、反発シグナルとなるチャートローソク足の下に長い下ヒゲを付けた後のセオリー通りの値動きとなりました。

これはFRBのパウエル議長が28日に「FRBは動向を注視しており、景気下支えに向け、ツールを活用して適切に対応する」と表明、市場は利下げへの示唆と受け取り、これを好感し大きく巻き戻しの動きをしたからと考えられます。また昨日発表された米ISM製造業景気指数は、50.1と予想の50.5を下回りましたが、景気拡大・縮小の目安となる50を上回ったことも、買い材料として反発を後押ししています。

しかし、昨年3回の利下げを行っており、6月までの事実上の量的緩和を行うなど景気下支えを行ってきたFRBには次の景気下押し場面において「切れるカード」が少なくなっていることが指摘されており、今回、利下げに踏み切るためには他国と連携した「協調した利下げ」が必要であるとされていました。

これをG7財務相と調整し、利下げ実現のシナリオを進める予定でしたが、今回の声明にはこの「協調利下げ」については盛り込まれない見通しが報道されると上昇していた先物は上値の重い展開となり今夜のNYダウ反発継続には不透明感が強くなっています。スーパーチューズデイも重なっていますので波乱含みの展開となりそうです。

■マークスの投資状況

「コロナショック」についてはパンデミック懸念の高まりは依然として強まりつつあり不透明感は高まるばかりですので、市場が期待する「早期の利下げ」が実現しなければ、反発幅が大きかった反動で更なる株価下落を招くリスクが拭えない状況であり、この新型コロナウイルス感染拡大の経済への影響がはっきり出てくるのは、今後の企業決算発表結果で明らかになっていくと思われます。

現在は「何もわからない」不安から大きく下落した株価ですが、今回の大幅反発をしている状況の株価を含めて、「妥当な株価」であるかどうかは疑問符のつくところです。

マークスは昨夜、この反発直前にMCDを成り行きで購買しポジションを上手く取れましたが、更なる下落のリスクヘッジとして、大幅下落で底となった株価指値で4銘柄を発注しています。

利下げ期待を市場が裏切られた場合、刺さる株価で網を張っているイメージですね。

もしこれで買えなくても、今後の決算で予想を下回る結果であれば、この先週末の株価に戻る可能性はありますし、資金があればまたチャンスもありそうな局面ですので、反発に振り回されることなく投資を楽しみたいと思います。

ではでは。

コメント

タイトルとURLをコピーしました